#006
BBS
Contact
Wayside Flower
Archives:The Drawers Contents
Traditional Japanese colors

How to save the streaming broadcast

How to Find a contract provider
Study of the Fishing float
My Family
福島原子力発電所土木工事の概要:1
福島原子力発電所土木工事の概要:2

Creation Date: 10-JUL-2010 
Miles Davis Kind of Blue 



Archives:The Drawers Contents
□ 2010/08/29 ミンミンゼミ

都会では最近アブラゼミが減少しているそうだ。一方ミンミンゼミは逆に勢力を伸ばしているようで、公園はどこも五月蠅いぐらいの蝉時雨だ。暑さには比較的弱い種だとされてはいるが…?
今年は暑い!
幼虫時代に比較的乾燥した土中を好み、成虫になってからは街路樹や公園に多いケヤキやサクラなどを好むそうだ。板橋は東京の中でも比較的緑の多い区として知られている。
ミンミンゼミ

□ 2010/08/27 娘のPCがクラッシュした

娘のマシンが不安定になり突然落ちた。恐怖のブルー画面が表示される例のエラーだ。重たいアプリが数多くインストールされているマシンだ。ログの解析からはアプリケーションで問題が発生していたことが判る。しかし再現性がないエラーだ。恐らくハードの問題だと踏んだ。娘は自力で調べていたようだが、遂に音を上げSOSを出した。
我が家ではノートを除き全てが自作マシンだ。HDDはDOSでフォーマット、パーテションを切り、チェックする。そこまでは全てDOSで行う。その後に初めてOSのインストールに進む。娘にもそのように指導しているが、不具合を起こしたマシンもそのような手順で行ったか否かは定かではない。
OS
クリーン・インストールは我が家の唯一のOSインストール方法だ。頼まれてクラッシュしたマシンを修復する際、アプリをそのまま残す為に上書きインストールを行うこともあるが、殆どの場合はデータ退避後にクリーン・インストールを実行する。それが一番快適に動作することを経験上知っているからだ。
不具合を起こしたマシンは、娘がメインで使っているもので、OSのインストールも一人でやっていた。作業を手伝ったりはしない。何事も経験だからだ。自力で組み上げ、自力でOSやドライバー類をインストールし、使えるようにセットアップする。それがPCを理解する最短の道だと考えている。これは教育方針だ。
問題のマシンは、トラブル発生後に何度かOSの新規インストールを試みたようだが、ことごとくエラーを吐いて失敗したようだ。
エラーを吐く原因の多くは、HDD、マザーボード、もしくはメモリー等の不具合だ。そして今回のトラブルはどうやらHDDのようだ。本来HDDの検証はそう難しくない。他のマシンに換装するだけで済む。娘はこれを思いつかずに四苦八苦したようだ。
未熟者め!ただデータは起動ディスク以外のHDDに領域を確保してあった。それは褒めてやった。これで迷わず規定通りのインストールが実行できる。当然インストールに際しては最小構成で行う。今日、新しいHDDを買うそうだ。
□ 2010/08/25 赤いジャンボ唐辛子

宮崎のジャンボ唐辛子の赤いものを見つけた。早速買い込んでお決まりの一品を作ってみた。残念ながら辛くない。一般的にはこれで充分なのだが、我が家では=マズイになる。ただ色どり流石に美しい。
今年のジャンボは何故か火の出るような辛いものに出遭わない。天候のせいか…?出荷はまだまだ続く筈なので今後に期待したい。
ジャンボ唐辛子

ジャンボ唐辛子と豚挽肉のオイスターソース炒め
今回はひ挽肉を多めにしてみた

□ 2010/05/22 八戸せんべいの耳

八戸に行くと楽しみにしている食べ物の一つに”八戸せんべいの柔らかい耳”がある。タネをプレスした際にはみ出した部分だ。もともとタイ焼きのような耳があるが、この耳が型枠から更にはみ出した商品価値が劣る部分が出る。適度に弾力があり、せんべいのようには乾燥していない。これがめっぽう旨い。
八戸せんべいには素朴さがある。特に何の変哲もない”白せんべい”に捨て難い魅力がある。そしてこの”白せんべい”の耳が極上なのだ!むしろせんべい本体よりコチラのほうが商品価値が高いような気がする。
時たま、お年寄りがこの柔らかい耳をビニール袋に無造作に詰め、路上に並べている。食品衛生法上は明らかに違法だろう。しかし貴重だ。
最近は商品化されたものもあるが、いまいち風情がない。また日持ちさせるの為にカラカラに乾燥させ、カチカチになっている。(一部柔らかいものもある)
ごませんべい
写真はごませんべい
今回は柔らかい耳にありつけなかったので”商品化”されたものを購入した。買ってはみたものの、やはりこれは硬い!
と言うことで、この硬い耳と麹南蛮を使い酒の肴に挑戦してみた。郷土(妻の故郷ではあるが…)の味のコラボレーションだ。完成したものが下だ。
ミミの麹南蛮和え
まず麹南蛮だが、このままではショッパイので、味見しながら多めの水と酢を加え、少量のごま油で味を調えた調味液を作る。この調味液を耳に馴染ませながら、徐々に柔らかくして行こうと試みた。難しいのはふやかし過ぎないことだ。適度なカリカリ感を残しながら、濡れせんべいのようなモチモチ感との絶妙なバランスが命だ。これは好みの問題でもあるが…
さて、調味液の馴染ませ方だが、一気にやってはいけない。少しづつ量を増やしながら絡ませて行くのが良い。極度に乾燥しているので、容易く染み込んではくれない。30分程度絡ませながら様子を見よう。ボールの底に調味液が残らなくなる程度がベストだ。
炊きあがる寸前の釜で戻せば、好ましい状態で戻るのだろう。が、それではこの一品にはならない。むしろそれはそれでそのままの方がよっぽど旨いだろう。
出来上がった一品は適度なカリカリ感を残し、濡れせんべいのモチモチ感も味わえる逸品になった。これなら、ビールでも焼酎でも、もちろん日本酒でもいける!
下は作り過ぎた調味液をゆで豚に応用したものだ。この場合は麹南蛮を少し追加してやると丁度良い。豚肉はブロックのまま少量の塩を加え40分茹でたものだ。
ゆで豚

□ 2010/08/22 夏痩せと夏バテ その3

これは夏痩せ戸夏バテその2の続きだ。
充分に栄養が摂れ、夏バテが防止になり、且つサッパリとしたレシピを考えてみた。材料は栄養価が高く、ビタミンBが豊富なものを選ぶ。
ビタミンB群は代謝を助ける働きをするので、肥ることを気にする向きには必須の栄養素だ。蛋白質や脂肪、糖分も体を維持するにはやはり欠かせない。そこで登場するのが鶏肉と豚肉だ。
鶏肉は脂肪分が少ない胸肉、豚肉は旨味の多いバラ肉(脂は多いが脂抜きをする)を使う。鶏肉も豚肉もビタミンBは豊富だし、同時に動物性の蛋白質も摂ることができる。夏場の栄養豊富な代表選手のようなウナギは贅沢なので、土用の丑の日に食べれば良い。
ウナギは廉い中国産という手もある。中国産を怖がる向きもあるが、それ程気にする必要はないと思う。日本産だから安全だと言える根拠が不明だし、野菜でも肉でも魚でも、現場では平然と薬品が使われ、それが流通している。輸入食品は国内生産者との軋轢がある。政治的な意図が見え隠れする側面だ。
要は認められている薬品かどうかの違いだけだ。殺虫剤を常用した家庭内で食品添加物に過度な反応を示すのは如何なものか。食べるものが無くなりますヨ!
鶏肉を使う場合は、塩を一つまみ入れた湯で柔らかくなるまで茹で、茹で汁の中で冷ましてから冷蔵庫に入れる。豚肉を使う場合も同様で、やはり塩を一つまみ入れた湯で茹で、脂抜きをする。豚肉は薄切り肉を使うので茹で上がったらざるにとり水で冷やし冷蔵庫に入れる。
次に好みの旬の野菜を用意し、適当な大きさ(食べ易い)に切り、冷蔵庫で冷やした肉(当然食べ易い大きさに切る)と一緒に盛り合わせる。
最後にペースト状のピーナツや胡麻に、塩とゴマ油(摺り胡麻の場合は不要)、酢を混ぜて作ったドレッシングをぶっ掛けて完成。まぁ単なる肉入りサラダですけどネ…!
酢はわざわざ煮沸したり、「やさ○いお○」を用意しなくとも、柑橘類の皮の油を少し絞るだけで良い。たちまちトゲトゲしさがとれた円やかなものに変身する。(冷凍庫には柚子が大量に凍らせてある)
これを書いている時点で、このレシピを作る予定はない。従って写真も無い。今日はブリカマの塩焼きに冬瓜と鶏肉のスープの予定だ。デザートは昨日知り合いからもらった大きめの梨が一個。これを家族3人でわける。
□ 2010/08/21 唐辛子はなぜ南蛮と呼ばれるのか

古代中国では周辺の朝廷に帰順しない民族を東夷・北狄・西戎・南蛮と呼んだ。日本もこれに習い先住民のアイヌ族を「夷狄」と称した。奈良から平安朝初期にかけては、同化率の低い者を蝦夷(えぞ)、逆を俘囚(ふしゅう)と呼びこれを区別した。捕虜を意味する俘囚と表現した当時の朝廷のアイヌへの扱いが判る…
元々アイヌは北陸から関東北部、北海道一円にかけ居住していた人々で、風習の違いからか大和政権から執拗に敵視され続け、大化の改新後は朝廷による度重なる征討で北方に追いやられた経緯がある。
これからも判る通り【夷】は東方、【狄】は北方の異民族を指し、これを野蛮人と称した。つまり、己と言語、風習の異なる者は全て野蛮人だったのだ。随分乱暴な話しだが、当時は互いにその領分を侵す略奪の時代だった。恐らくそれなりの理はあったのだろう。
南蛮

南蛮料理
我が家の激辛惣菜”唐辛子の醬油煮”
長い前文になったが、ここまでくると「唐辛子をなぜ南蛮と呼ぶか」が見えてくる。そもそも唐辛子は南から日本へ伝わった。(姉妹サイトの食の雑学「唐辛子伝来の歴史」を参照されたい)つまり、唐(ここでの唐は中国を指すのではなく外国の意)から伝来したので「唐辛子」と呼び、他の地域からなので「南蛮」とも呼んだのだ。普通「南蛮渡来の云々…」はヨーロッパを指す言葉だ。唐辛子の日本への伝来は、コロンブス探検隊が南米各地を蹂躙した後のことだ。
□ 2010/08/20 麹 南 蛮 (こうじなんばん)

麹南蛮は青唐辛子に麹と醤油を混ぜて作る青森の保存食だ。材料を混ぜて寝かせただけの単純なものだ。こう言うものが旨い場合が多いのは不思議だ。
因みに北海道の三升漬けは青唐辛子、麹、醤油を各一升、合計三升漬け込んだので三升漬け、青森は各一升づつ漬け込んだので一升漬けと呼ぶ。全く同じものだ。麹南蛮はネーミングが異なるが、三升漬けや一升漬けと同じと思って良い。ただ水分がチョット少ない。
この麹南蛮も保存状態がよろしくないと、熟成(?)が進み過ぎ、特有の匂いが出る。この匂いは望ましいものではない。食欲が落ちる。市販品の賞味期間は製造日から120日となっている。
この保存食の起源かは判らないが、それ程古くはないと想像できる。単純な保存食だけにカスタマイズも超簡単だ。唐辛子の品種(数千種類ある)や種類(赤か青)を変えたり、麹を変えたり、醤油を変えたり、柚子を加えたりと…選択肢は数限りなくある。オイスターソース少量加えるだけでも格段と味に深みが増す。
下は購入した麹南蛮(中辛)を使った茄子のオリジナル料理だ。辛さに不満はあるがなかなかの味に仕上がった。使った材料は、茄子、ニンニク、生姜、ニラ、麹南蛮、オイスターソース、ごま油だ。仕上げに白胡麻も良いかも…♪


上は季節の味ミョウガを麹南蛮で和え、2時間程経ったもので、トッピングに激辛の青唐辛子を小口切りで使った。和える前に麹南蛮を少量の醤油でゆるくし、使いやすく且つ少量でも味が馴染むように工夫し、青唐辛子は敢えて混ぜずに、生特有の風味を活かした。青唐辛子のトッピングは一般的とは言えないが、これはイケる。赤くなった唐辛子ではこうはいかない。
味を滲みさせるにもこの程度の時間が良いようで、余り長時間経ったものでは、素材から得られる鮮烈さが失われる。
   
   
inserted by FC2 system