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□ 2010/11/07 民主党とインターネット・リテラシー

偽メール事件(堀江メール事件)を覚えている者も多いだろう。あの時もそうだったが、民主党は余りにもインターネット・リテラシーに欠ける。あの時メールを冷静に見れば恥をかかずに済んだ筈だ。メールには二種類のフォントが使われていた。普通は二種類のフォントをわざわざ使うことは考えられない。それだけでも疑ってみる価値は充分にあった。
今回の流出騒動での仙石官房長官の答弁も、全く的を射ないものだ。一国の政府を代表しての答弁とは思えない。いくら過去に政権を担当した経験が無いとは言えお寒い限りだ。もっとましな者はいないのか。
今回の映像(尖閣諸島中国漁船衝突事件)は誰が漏洩したにせよ、犯人が特定されるのは時間の問題だ。しかし誰がサイトに投稿したかとなると、これは全く別問題だ。
仙石官房長官
正式(?)な手順に従って投稿したものだと、発信源の特定はそれほど難しくない。しかしネットの知識が多少でもあれば、意識的に発信元(身元)を偽装したり、隠蔽することは容易だ。サイトへの投稿は、フリーメール・アドレスと任意のユーザー名さえ取得すれば、小学生でも簡単にできてしまう。今はそういう時代だ。
国益にかかわる漏えいは絶対に有ってはならない。良い悪いは別として秘匿したいのなら、もっと巧妙で厳重な管理が求められる。尤も、内部確信犯による場合はかなり難しい。とっとと公開してさえいればこのようなお粗末で無様な結果を見ないで済んだ。あ~実に情けない。
□ 2010/11/06 キダチチョウセンアサガオの白い花

花や果樹の様子が季節と共にが少しずつ変わってゆく。つい先日まで真っ青だった夏みかんが、少しだが色付いている。毎日同じルートは飽きるので、たまには違う路も歩く。そこで見つけたのがキダチチョウセンアサガオだ。一株でも存在感バツグンなのにこれだけあると実に見応えがある。
色付いてきた夏ミカン

キダチチョウセンアサガオ
ところで、自然界に一番多い花の色は何かご存じだろうか。多くの者が赤や白を最初に挙げる。ところが一番多いのは黄色で、その次に赤だ。
よく見かける白い花は?そう、意外なことに白い色の花は存在しない。そんなバカな!と思うのならイロイロな色の花を絞ってみてほしい。黄色の花は黄色の汁が出るし、赤い花では赤い汁が出る。さてさて白はと言うと、これは無色透明な汁がでる。つまり色が無いのだ。冬野菜のの代表選手である白い大根も、おろしてから絞ってみると納得できる筈。やはり無色透明だ。
白く見えるのは、光が内部で乱反射して見えるだけで、白く見えるものは元々色素を持たないからだ。だとすると、白く見える花は「白い花」ではなく「白く見える花」と呼ぶべきなのか。いやいや、そこはやはり「白い花」が似合う。
□ 2010/11/05 尖閣諸島中国漁船衝突事件 ビデオがネットに流出

故意か偶然か、尖閣問題で話題となっている中国漁船衝突を撮影した映像がインターネット上に流出した。ハッキリしない政府の態度に業を煮やした有志(恐らくは海上保安庁の内部)によるものだろう。下は流出したものの一部だ。下の画像をクリックすると見られる。ダウンロードが始まる。ファイル形式はFLVだ。
尖閣列島で衝突してきた中国漁船
ここでも見られる→http://rocketnews24.com/?p=55085

事件発生直後に前原大臣がビデオの存在を認め、中国漁船の悪意をハッキリと断言していた。発生直後にこのビデオが公開されていれば、中国政府も強硬な態度に出られなかった筈だ。中国政府は釈放された船員と船長の話だけを根拠に行動に出てしまった。国民に弱腰外交だと責められたくない共産政権の苦悩が判る。ビデオの公開さえ早ければ、中国政府は船長を悪者にして事件の幕引きを計った筈だ。APECは直ぐそこまで来ている。中国政府も日本政府も共に世界に恥を晒してしまったようだ。
□ 2010/11/05 焼き餅

男と女の間では「嫉妬(しっと)」に関わるトラブルは多い。それも、たわいも無いつまらない誤解や、チョッとした優しさが足りないことが原因だったりする。浮気がバレての痴話喧嘩(ちわげんか)程度ならまだ可愛いが、これが刃傷沙汰にでも発展すると大事だ。
「可愛さ余って憎さ百倍」なのかどうかは知らないが、相手を殺してしまうことだってある。相手が己と違う人格だと理解していないが為に、こういう浅はかで愚かな行動に出る。
そもそも相手を自分の所有物と見る考え方はそろそろ改めたいものだ。産み育てた我が子であっても、親の自由にはならないものだ。ましたや結婚している間柄ならともかく、結婚前であれば「所有」の概念を持ち込むこと自体が大きな間違いだ。自分の意思で選んだ相手なのだ。何があってもそれは自己責任の範疇。嫉妬妄想は醜い。

http://recipe.igamono.jp/?eid=1175406から拝借
ところで、この「嫉妬」を何故「焼き餅」と言うのか。ほっぺたを焼いた餅のようにプーッと膨らませる様に似ているとの説がある。的を射てなかなか面白い。が、残念ながらこれは間違い。元々「焼(や)く」は「妬(や)く」に通じ、「うらやむ」とか「ねたむ」の意がある。後に続く「餅」はどうも日本の得意とする語呂合わせで付け足し ただけのようだ。
□ 2010/11/04 消費期限と賞味期限

食品には消費期限と賞味期限のどちらかが表示されている。だが、これらの表示により、まだ食べられるものでも、多くが捨てられる運命にある。なんとその量は、年間500万~700万トンにも及び、ご飯に換算すると約25億杯に相当するらしい。この無駄を減らす為、この表記に関する改正(農林水産省)が来年行われるらしい。
消費期限の場合は捨てられても止むを得ないが、賞味期限は「その日までは美味しく食べられる」とのメーカー側の保障で、その後も問題なく食べられる。しかし、それでも捨てられてしまう。
小売店では賞味期限の残存日数が3分の1程度のものは、店頭には並べないことが暗黙のルールらしい。当然それらの商品はメーカーに返されるか、バッタ品を扱う専門業者に流れる。バッタ品の専門業者は半額以下の捨て値でこれを販売するので、かなりの量がここでさばけている筈だ。
問題は家庭内で賞味期限を迎えたものや、コンビニ、惣菜専門店、飲食店等で既に調理済みの食品だ。これは日持ちしないのでその日の中に廃棄処理されてしまう。これが実に勿体無い。業務店は不特定多数を相手にするし、保健所の指導もあり、少しでも古いものは処分する以外方法が無い。気の利く調理人でも居れば、無駄にせずこれらの食材を活用できる。
昔からゴミ箱を覗けばその職人の腕が判ると云われている。良い職人は素材を無駄なく使うので、捨てる部分が殆どない。一方、駄目職人はこれに反し捨てる部分が妙に多いのが特徴だ。素材を使いきれば大根一本でも、捨てる部分はヒゲ根だけになる筈だ。皮も当然美味しい料理に化ける。要はチョッと頭を使い工夫すれば良いだけだ。決して難しくは無い。
 キムチの賞味期限 姉妹サイト・食の雑学・キムチの起源補足01

□ 2010/11/03 善玉と悪玉

「善玉菌」とか「悪玉菌」は良く使われる言葉だが、何が「善玉」と「悪玉」とを区別しているのだろうか。単に体に有益な働きをするものを「善玉」、悪い働きをするものを「悪玉」としているのだろうか。イヤイヤそれほど単純ではないだろう。我々の腸内には100種類以上、100兆個以上の細菌が生息している。驚くなかれ、ウンコの重さの約半分はこれらの細菌(その死骸を含む)だと云われる。
面白いことに腸内細菌の代表選手のように思われている大腸菌は、腸内に生息する菌の0.1%にも満たない少数勢派だ。実際に腸内菌の大多数を占めるのは、食べた物や時々の体調により、どちらにも転ぶ性質を持つ日和見菌と呼ばれる菌類だ。これらの菌は体に有益な働きもするし、逆の働きもすると言う矛盾した存在だ。次に多いのが、善玉菌と呼ばれるお馴染みの、ビフィズス菌、ガゼイ菌、アシドフィルス菌等の菌類だ。これらの菌類は人体に不利益をもたらす病原菌をやっつけてくれる有り難い働きをする菌類だ。最も少ないのが、ブドウ球菌やウェルシュ菌等の有害な細菌な菌だ。これらの菌が増殖すると腸内で腐敗が進み有害な物質を多く作りだす。所謂「悪玉菌」と呼ばれる類の菌だ。
これらの菌類は体内で完全な棲み分けができていない。善玉菌が増えれば悪玉菌は形を潜め、善玉菌が減ると悪玉菌が頭をもたげると言うせめぎ合いの関係にある。このせめぎ合いに日和見菌が加わり、状勢をより複雑にしている。
遊女
さて、そこで「善玉菌」や「悪玉菌」に使われる「玉」とは何を指すかを考えてみた。「玉」と言うからには何か男に関係があるのか。イヤイヤ「菌」が「金」なら男に関係していても不思議ではないだろうが、これは違うだろう。普通、「いい玉だ」と言う場合、それは「いい女だ」を意味する。するとこれは女に関係があるのか。
そもそも「いい玉だ」の「玉」は江戸時代の遊女に使われた言葉だったらしい。この使い方が他のものにも流用されるようになったのが始めらしい。
確かに時代劇で「いい玉」は良く聞く言葉だが、何故か悪党や下層の者達しか使わない。脚本自体が現代に書かれているものなので、その時分にどう使われたかは不明だが…
□ 2010/11/01  SONY SEL18200

注文していたNEX-5の交換レンズSEL18200が届いた。35mm判カメラの換算で、広角27mm~望遠300mm1倍の高倍率ズーム・レンズだ。納品が来年3月以降になるとのSONYのアナウンスだったので、購入に当てるための資金を新しいPCの制作費に流用しようかと考えていた矢先だった。危ない危ない。

NEX-5
NEX-5
NEX-5
ボケ味
ボケ味2

27mmの広角から300mmの望遠までがこれ1本でカバーできる。つまり、狭い室内での撮影からポー^トレーと、風景とオールマイティーな使い方ができる。装着するとかなり重く感じるが、従来の一眼レフ・カメラに11倍もの高倍率レンズを装着することを考えれば、これは格段に軽く小さいと言える。手振れ補正機能も使えることで、使い勝手は結構良い。望遠側でのピント合わせは少しもどかしさを感じるので、手動に切り替えて使った方が速写できる。ボケ味も悪くはない。
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