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□ 2011/02/14 東京スカイツリー 574mを更新中!

建設中の東京スカイツリーに行ってきた。東武鉄道伊勢崎線業平橋(なりひらばし)駅の真横にこのタワーは隣接している。建設も順調なようで、高さも既に574mに達していた。周囲の整備もちゃくちゃくと進んでいるようで、完成したら街の様子は一変するだろうが、周辺のインフラの整備は余り進んでいるようには見えない。駅名もこの春には「スカイツリー駅」と改称する予定だ。

建設中の東京スカイツリー

このタワーの全景をカメラに収めるには、業平橋と東武橋からでは如何にも近過ぎる。27mmの広角レンズでなんとか収まる距離だ。最初の写真は27mmの広角で撮影し、一切のトリミング無しのものだ。首は痛くなるし、見上げ続けるとクラッとする時すらある。実際にお年寄りがタワーを見上げながら歩き、ころんで怪我することが多いらしい。次回撮影にくる時は魚眼レンズを用意しようと思う。
高所恐怖症なので、完成しても昇る気は全くないが、下から見上げるだけでも気分が悪くなる高さだ。東京タワーでさえ完成してから12年後にイヤイヤ昇った。展望台では壁に張り付いていた。イヤな記憶だ。

東京スカイツリーを見上げる

業平橋と東武橋は多くの見物客でごった返し、揃って上を向いてカメラを構えている。カメラを構えた前を通る時は普通は写り込まないように気にするのだが、ここでは全てのカメラが上を向いている。邪魔になる心配は一切無い。ちょっと妙な感じだ。

東京スカイツリー
自撮り?

途中で面白い光景に出遭った。荷台にカーブミラーを取り付けた自転車だ。その前に立ちミラーにカメラを向けると、タワーの全景をバックに自撮りができる仕組みだ。カップルには特に好評なようで、長い順番待ちの行列ができていた。左右が反転した像にはなるが、超広角レンズで撮影したのと同じ効果が手軽に得られる。全景を見渡せる撮影場所が限られることに加え、下町独特の込み入った町並みで道路が狭くカメラがひけないので、実に賢いアイデアだ。恐らくは地元の有志によるよるものだろう。

東京スカイツリーは駅の横
業平橋と東京スカイツリー

さすがに駅の真横ともなると、ホームから携帯のカメラで撮影する者が多い。ホームから身を乗り出しての撮影なので危険極まりない。そのせいか工事現場の保安員と同じ格好をした係員がホームに立っていた。もしものことを想定してのことだろう。

煙突

地元に戻って池袋のつり具の上州屋にルアーを買いに寄った。そこから眺める豊島区のゴミ焼却場の煙突が妙に印象に残ったので撮影した。変な話しコチラの方が東京スカイツリーより美しい。上空にはこの辺り特有の弧を描く雲が浮いている。なかなか良い構図だ。
□ 2011/02/14 バレンタインデー

今年もバレンタインデーがやってきた。この西洋発の祝日の起源は、ローマ皇帝クラウディウス2世(在位268-270)が、愛する妻や恋人を国に残して出征すると、軍の士気が下がるとの理由で、兵士の結婚を禁止したことに始まるとされている。この頃の戦は数年に渡ることも普通で、妻や恋人の貞操を心配し、疑心暗鬼で戦どころではなくなったことは想像に難くない。良い悪いは別として、軍の最高司令官である皇帝が、国の存亡を危惧し、結婚を禁じたことは納得が行く。

ヴァレンティヌス

この禁止令に対しキリスト教司祭ヴァレンティヌス(Valentinus)は、兵士の結婚式を密かに行い、これが発覚したことで処刑されたと云われている。戦争によって領土を広げ、そこからの収穫で栄えてきたローマとしては、戦意を低下させる要素は何としても排除したかったことは理解できる。
故にウァレンティヌスが処刑された日を「恋人達の日」としたと言うのが一般的な説ではあるが、カトリック教会ではこれを公式な祝日とはしていない。ウァレンティヌスには異なる幾つもの伝承があり、存在そのものも疑問視されているからだ。実在した者以外を聖人としては認めないのが教会の慣例でもある。尤も、聖ジャンヌダルクのようにもっぱら教会側の都合で聖人に加えられなかった例もある。魔女として処刑されたジャンヌダルクは、処刑後に幾度のやり直し裁判を経て、1920年に聖女として聖者の一人に加えられた。それは彼女の死後500年経ってのことだ。

ジャンヌダルク

欧米では花やケーキを相互に贈りあう習慣があるが、日本のように商業主義に毒されたものではない。ましてやホワイトデーのような面倒なものは皆無だろう。日本式のバレンタインは商標主義の連鎖だ。チョコレートに消費される金額の半分でも世界の恵まれない子供達に届けることができれば、世の中はずっと住み易くなる筈だ。
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