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□ 2011/03/25 蕾は小さい

近くの石神井川沿いに桜の名所(?)がある。早い年には今頃は満開になることもある。今年は予想通り開花が遅れそうだ。例年ならモクレンが咲き出してから一週間程で桜の番だが、今年はまだまだ蕾が小さい。

白モクレン
桜の蕾

毎年この場所へ家族で桜を見にきた。その都度「あと何回見られるかネ~」と言っていた母も今はもういない…あれから何度目の桜だろう。日曜日には家族で墓参りに行く。
□ 2011/03/24 空中測定システム AMS

米空軍が空中測定システムAMSを急遽日本へ2基運んだ。このAMSと呼ばれる機器は、エネルギー省国家核安全保障局が管理し、アンドルーズネリスの両空軍基地に配備されている最新の放射能測定解析機器だ。米政府は既に無人偵察機と高度偵察機を使い収集データの解析を進めているが、更に強力な機器が追加投入される。

福島原発衛星画像
画像はクリックで拡大

米国が行う一連の作業は「日本政府の了解を得ている」とのことだが、恐らくは事後承諾の類だろう。軍用の最新機器が持ち込まれ、解析結果が公表されれば、日本政府が発表する数値との違いが明らかになる。
米国政府は兼ねてから日本政府から提供されているデータには疑問を抱いている。4号機の使用済み核燃料貯蔵プールに「まだ水がある」とした日本側に対し、米国は「完全に乾いている」としたのはつい先日のことだ。日本側がサーモグラフで撮影をおこなったのもつい最近だ。


米国政府は以前から偵察衛星で詳細なデータを収集している。軍用の偵察衛星は地上の10cmの針金まで識別できる性能が有ると云われている。データは日本政府に提供してあるとのことだが、ついぞ見たことが無い。さすがは管政権だ。
□ 2011/03/24 ボランティア活動

ウィキペディアによると、ボランティアとは、ボランティア活動に携わる人のことで、ボランティア活動は、古典的な定義では自発(自主)性、無償(無給)性、利他(社会、公共、公益)性に基づく活動とされるが、今日ではこれらに先駆(先見、創造、開拓)性を加えた4つをボランティア活動の柱とする場合が一般的とされているそうだ。
今回の震災では被災地以外の地域からのボランティアは募集していないが、都市部の若者の間では活動に加わりたいと希望する若者が増えている。好ましい傾向ではあるが、中越地震の際にもボランティアで訪れた者の食料や水、宿泊先等で被災地が困った経緯がある。
ボランティアを希望する者は被災地に負担をかけぬよう、最低でも交通手段(含燃料)、食料、水、テント等は自分で用意すべきだ。
被災地はようやく復興の兆しがみえてきた。今後ボランティアを必要とする機会は確実に増える。だが何の技術も持たない者が参加しても足手まといになるだけだ。気持ちがあるのなら今は募金活動に参加するだけで充分ではないだろうか。
□ 2011/03/23 民主党管政権は情報を操作していないか

今朝、余震とみられる強い地震が相次いで発生した。午前7時12分に福島県浜通りを震源とする地震(M6.0)に続き、 同34分、36分と短い間に立て続け3回揺れた。NHKの報道では2回とされ、何故か34分のものが抜け落ちていたが、これだけ続けば何回有ったかは大きな問題では無い。東京は震度3と大した揺れではなかったが、夜中の栃木の地震では地震警報が鳴り響き、寝た気がせずに早起き(早過ぎる)してしまった。気象庁は「引き続き強い余震に警戒を」と呼びかけているが、まだまだこの余震は暫くは続きそうだ。

東北関東大地震の惨状

一連の余震が更なる大地震の「予震」とならないことを祈らずにはいられない。三陸沖で地震学者が巨大地震発生を予想していた一帯は、今回の震源地より遥かに陸に近い。ようやく被災地が落ち着きを取り戻してきたところに、更なる追い討ちは余りにも過酷だ。再度の大津波が発生するようなことにでもなれば、少しは希望が見えてきた被災地に、計り知れないダメージを与える。
また、未だに安定しない福島原発は、更なる危機に陥る可能性すらある。放射性物質による広域汚染は是非とも避けたい。そのような事態にでもなれば、命がけで作業してきた消防署員や自衛隊員、下請け業者の社員等々の努力が全て水泡に帰してしまう。そんなことはあってはならない!

支援の米軍航空母艦
U2

米国は今回の震災で、第7艦隊所属の航空母艦や巡洋艦、揚陸艦等を派遣する協力体制を敷いてきた。誠に有り難いことだ。しかし米国はどうも日本政府の提供する情報の信憑性に疑問を抱いているようにみえる。
米国防総省は独自で動いて情報収集を活発に行っている。無人偵察機や在韓米軍のU2偵察機の投入はその証しだと言える。
そもそも米国政府は、事故当初から東京電力がリスクを過小評価して来たと考えているようで、放射線量の監視、測定の強化を米軍に指示しているようだ。これも管政権が正確な情報を進んで開示しない閉鎖性によるところが大きい。政権内のそれも管直人首相に近い人物で、米国を快く思わない人物がいるからに他ならない。この非常時に何と不見識でバカな連中で呆れる。こう言う非常時に米軍の力を侮ってはならない。全く…!
□ 2011/03/22 事故は起こるべきして起こった 新事実が発覚

危険な状態にある福島原発に関し、とんでもない事実が発覚した。この米ゼネラル・エレクトリックが開発した原子炉は、35年前に既に安全面での不安が指摘されていたにも関わらず、GE側がこれを認めず、危険性を指摘した元社員はそれを理由に当時GEを辞した経緯を明らかにした。1972年にも米原子力委員会が、水素爆発を起こした場合、放射性物質を封じ込める格納容器はが損傷しやすく「使用を停止すべき」と勧告していたことも報じられた。

水素爆発?
福島原発建設時
福島原発のマーク1
http://www.beyondnuclear.org/home/2011/3/12/
fukushima-dai-ichi-unit-1-reactor-schematic.html

元々欠陥のあったGEの設計図を土台に建設されたことが今回判明した訳で、当時設計に携わった東芝の元技術者は、16日の外国特派員協会の記者会見で「設計した当時、津波は前提になかった。日本で事実上、初の原子炉設計だけに知識に乏しく、耐震設計基準についても判断できなかったと思う」との驚く証言をした。また設計時の想定地震規模は、マグニチュード8.0以上の地震は起きないことを前提したとも証言された。
地震対策は近年見直しされたようだが、それでも今回のような大地震は想定外だったと言う。
3月19日の「問われる原発の安全性と福島原発の現況」で書いた通り、やはり津波は危険要素として計算には一切入れてなかった。事故は起こるべきして起こったと言える。
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