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□ 2012/09/27 仲秋の名月と秋夕

「仲秋の名月」とは陰暦の秋とされる期間(3ヶ月間)の真ん中(旧暦8月)の15日に出る「月を愛でる」雅な習だ。ところが、必ずしも満月にな るとは限らないらしい。そもそもこの行事は「七夕」同様に中国から輸入されたものだ。それ故か、この時期日本の空には雲が多い。案の定、今も 17号と18号の二つの台風が近付いている。逆に、この頃の中国大陸は雲一つない晴天の日が続くことが知られている。
所詮は輸入した行事とはそのようなものだ。これは「七夕」も全く同じ道理で、織姫(こと座のベガ)と、牽牛星(わし座のアルタイル)が天の川を渡り年に一度の逢瀬を楽しむ日だが、日本では天候が優れないことが多く、双方とも欲求不満を募らせる日なのだが、中国では殆ど確実に喜びを分かち合える日なのだ。
中国建築のあの毒々しいぐらいの色合いも日本の空には似合わないが、大陸の青空には良く似合う。日本にあると違和感を感じるあの彩色も中国ではありなのだ。


「仲秋」に似た名の行事で「秋夕」なるものがある。朝鮮半島で陰暦8月15日に行われる行事だ。祖霊崇拝儀礼の祭事で、半島では最も重要視さ れる行事の一つだ。今でも韓国ではこの日を挟み前後3日間は公休日となり帰省客で国中が大混雑すると云う。
古くは農産物の収穫祭(雑穀等)だった が、中国の「仲秋節」と結びつき、現在の祖霊崇拝儀礼へと形を変えていったようだ。中国の先祖崇拝の影響が色濃く残った行事の一つだ。


最近では日本の歳時は殆どが新暦に行う。お盆も新暦の8月15日が多い。本来は旧暦(陰暦)7月15日(中元))に行っていたが、故郷を離れ 生活する者にとって新暦の8月15日は、子供の学校が休みだし、都会は死ぬほど暑いし、都合の良い行事だとも言えなくもない。
「お盆」は「盂蘭盆」とも呼ばれ、仏教の影響を強く受け形を変えていったものだが、先祖供養が主な目的だった。それ故か、発祥はインドではなく中 国だと云われれば納得が行く。そもそも仏教に先祖供養の考え方はない(言い過ぎ?)し、それを大事にするのは中国の儒教思想だ。
朝鮮半島の「秋夕」は陰暦8月15日に行い、日本の「盂蘭盆」とはやや異なるが、何れも中国の影響を強く受けた行事であること に変わりはない。
□ 2012/09/19 パネッタ長官・尖閣は日米安保の適用範囲

パネッタ長官は、尖閣列島は日米安保条約の適用範囲内であることを明言したが、領土問題には中立姿勢を保つことを強調した。
中国の梁光烈国防相は「我々は事態の展開を非常に注視している。そして、さらなる行動を起こす権利を留保している」と語ったが、あくまでも国内向けと考えてよかろう。パネッタ国防長官との共同記者会見では強い対抗措置を示唆する一方、「平和的な交渉を通じた適切な解決を望む」とも述べた。


つまり、パネッタ長官が述べた「日米安保条約の適用範囲内」の一言が効力を発揮したのだ。中国が武力行使を行えば米国は自動的に紛争に介入することを暗に匂わせたのだ。
長官は今日、次期国家指導者と確実視されている習近平副主席と会談する予定だ。中国は当面強気の態度を崩さないだろうが、政府がコントロールした反日デモは中国の本意ではない。
□ 2012/09/17 民主党政権が招いた危機

民主党が尖閣諸島の国有化を宣言して以来、中国では「反日」のデモが日々エスカレートしている。日本の企業が被った被害は半端ではない。損害額は既に地権者からの購入額を遥かに上回ってしまった。
海上保安庁の巡視船に中国漁船が体当たりをした事件では、逮捕した船長の対抗処置とし、中国は滞在する商社員をスパイ容疑で逮捕監禁し、レアアースの日本への禁輸を宣言し、船長の開放を要求した。この脅しに対し日本政府はあっさりと白旗をあげた。完全な弱腰外交だ。
現在のような事態を招来したのは民主党政権の対米外交の失策に始まる。日本は確かに独立国家だが現実の世界は予想以上に厳しい。単独で国土守る決意も力も無いなら「日米安保」をもっと有効に活用すべきだった。
仮に、日米関係が以前のように良好であったのなら、今回のような事態には至らなかっただろう。尖閣列島は太平洋第7艦隊の哨戒範囲だ。付近をパトロールするだけで中国が挑発を行うことは絶対に無い。日米関係が良好でないことに付け入っただけだ。そしてそれを招いたのは民主党の駄目議員の面々だ。
今、多くの中国漁船が一斉に尖閣に向かっていると云う。上陸されては弱腰日本に取り戻す手立ては無いだろう。


上の写真は中国の掲示板サイト「天涯社区」に投稿されたものだ。サイトによると「反日デモに参加した後、駐車場に戻ると自分の車(日産)が壊されていた」とされるものだ。真偽は不明だがこの夏に冬支度は如何にも嘘くさい。
今の反日騒動もこの写真と似たところがあり、中国の暴徒が破壊した日本企業で働くのは皆彼らの仲間だ。現在日系企業に職を得ている者は凡そ1000万人にもなる。暴れているのは経済発展の恩恵にあやかれない貧しい者達だろう。欲求不満の矛先を一つ間違えると中国は取り返しのつかない状態に陥るだろう。
昔見た映画(西部劇・メキシコの革命が中で扱われていた)で、襲われた金持ちが革命勢力側に「我々が豊かだから襲うのか?」と尋ねた時、「我々が貧しいからだ!」と答えたのを妙に納得した。
□ 2012/09/02 百花繚乱

最近はCDショップへ行くことも無くなった。若い頃には古い曲(ナツメロ)を楽しげに聴く年寄りをバカにしていた。新しい曲で良いものが沢山あるのに何故聴かないのかとも思っていた…
だが、自分がその歳になり、ようやくその意味が解りかけてきた。心地よいのだ。若い頃に慣れ親しんだメロディーやリズムが身体に染み込んでいるのだろう。
ネットをしている時には必ず何らかの楽曲が流れている。ジャズやクラシックの場合もあるし、ポピュラーソングやロック、カントリーの時もある。日本の歌謡曲も好きだし、学校唱歌や民謡、ジャンルに囚われることなく、気分次第で何でも聴く。現在、主に使う保存されていた。何でも聴くせいなのかもしれない。
結婚当初はピンクフロイドを良く聴いた。先日彼らの”百花繚乱”と言う名のベスト盤を手に入れた。この中の楽曲で妻が好きなものがあり、えらく懐かしんでいた。 "Dark Side Of The Moon"(写真・下)に収録されていた”マネー” が特にお気に入りだった。
当時はレコードだったので今のような手軽さは無かったが、音はもっと重厚だったような印象がある。もっとも、その当時のオーディオシステムの数十分の一の価格のスピーカーシステムとSound BLASTER X-Fi では所詮重厚な音質を求めること自体が無理なのかも知れない。


01. ヘイ・ユウ (4:40) 
  02. シー・エミリー・プレイ (2:48) 
  03. ザ・ハピエスト・デイズ・オブ・アワ・ライヴズ (1:32) 
  04. アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール (パート2) (3:48) 
  05. 葉巻はいかが (5:08) 
  06. あなたがここにいてほしい (5:05) 
  07. タイム (6:20) 
  08. 虚空のスキャット (4:36) 
  09. マネー (6:34) 
  10. コンフォタブリー・ナム (6:19) 
  11. 運命の鐘 (6:55) 
  12. 幻の翼 (4:49) 
  13. ザ・フレッチャー・メモリアル・ホーム (4:11) 
  14. クレイジー・ダイアモンド (パート1-5) (11:05) 
  15. 狂人は心に (3:46) 
  16. 狂気日食 (1:53)

 


□ 2012/08/22 青森県陸奥湾のフジツボを食べてみた

先日美しい妻の田舎に墓参りに行ってきた。実家は青森の八戸だ。行くと必ず購入するものがある。青くて硬い「祝いリンゴ」と「岩ガキ」だ。祝いリンゴは冷蔵庫で冷やして塩をかけて丸ごとかじる。東京では滅多に手に入らない季節の味だ。酸味が強く皮も硬いものが多く、地元でも好んで食べる者はいないようだが、東京人は「初物好き」が多い。必ず食べる。
いつも岩ガキを購入する店(八戸市内のミハルヤ)に行くと、妙に今年は値段が高い、一個398円もした。20個ほど買い酒の肴にするつもりだったが、8000円は何とも痛い。そこで数を減らし関西人(母は関西生まれだ!)のノリで値切った。妻の兄によると、ミハルヤは八戸ではデパートの位置づけで、ここで値切るなど考えられないらしいが、一個あたり333円にしてもらった。


その時横にあった陸奥湾のフジツボに目が行き、これも買った。今までも置いてはあったのだろうが全く気付かなかった。陸奥湾の特産品らしく、7個で1500円だった。大人の親指と人差し指で輪を作った程の大きさで、当然食べたことは無い。
早速茹でて食べることにした。フジツボの穴から覗く3枚のクチバシのような部分をつまんで食べると、カニ味噌とウニを混ぜたような濃厚な味が口に広がる。まさに海の味だが、可食部分は恐らく重さでは数十分の一だろう。それを考えると敢えて買ってまで食べる意味は少ない。やはり「祝いリンゴ」と「岩ガキ」だ。
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