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□ 2012/10/28 利休鼠(りきゅうねずみ)

「雨は降る降る城ヶ島の磯に 利休鼠の雨が降る 雨は真珠か夜明の霧か それとも私の忍び泣き…」言わずとも知れた「城ヶ島の雨」の一節だ。来月2日はこの曲の作詞者北原白秋の命日だ。
「利休鼠」を知らぬ者が増えた。特に文学と疎遠な若者には馴染がない。大正初期の作詞なので致し方無いのかも知れないが…


「利休鼠」とは色の名で、鼠の種類ではない。現代語なら「緑色を帯びた暗い灰色」となる。語源は江戸時代の千利休(せんのりきゅう)好んだ暗い鼠色に由来すると云う。因みに「抹茶色」の別名は「利休色」だ。

りきゅういろ 利休色
りきゅうちゃ 利休茶
りきゅうねず 利休鼠

江戸時代は中国の影響を受け、暗く沈んだ「くすんだ色合い」が文人に好まれ、中期以降には墨一色の南画が持て囃されるようになり、山水画の世界は「利休鼠」が一世を風靡することとなる。


江戸も元禄時代には、歌舞伎役者の衣装を手本とした「路考茶・ろこうちゃ」「梅幸茶」「芝翫茶・しかんちゃ」「団十郎茶」「市紅茶・しこうちゃ」等が流行った。所謂「役者色」が一般的な流行色となったようだ。庶民には茶や鼠、青の系統が好まれたが、紫や紅は豪奢だということで禁止となり、幕府は「奢侈禁止令」でこれを取り締まった。
しかし江戸の町人は転んでもただでは起きず、裏地を派手な色合いにし密かにお洒落を楽しんだ。花魁(おいらん)の簪(かんざし)もよく見れば「耳掻き」の形をしている。あの豪奢な簪は「耳掻き」だと言うことで「奢侈禁止令」から逃れたのだ。どう見てもあれは「耳掻き」ではない。役人もなかなか粋なことをするものだ。
□ 2012/10/24 中国の対日投資額は22.2%増

19日の中国商務部の発表によると、日本の対中投資額は1~9月(前年同時期対比)17%増で、56億2000万米ドル(約4451億円)に達したそうだ。日本の対中投資により中国では1000万人の雇用が確保されている。日本製品の不買運動は自分で自分の首を絞めるような愚かな行為であることは数字からも明らかだ。
国の尊厳と企業活動とのどちらを優先させるかは難しい選択だが、企業は国の持つ価値観や理念では動かない。彼らは常に「経済の秩序」に従って動く。それが企業の「正義」であり、他の如何なるものをもってしても変えることは出来ない。企業に道徳などは求めてはならない。


現在、世界の対中投資総額が3.8%(834億2000万米ドル)落ち込み、1~8月と比較しても0.4%の下落した。世界全体が不況なので止むを得ない側面もあるが、事あるごとに指摘される所謂「チャイナリスク」の存在は無視できない。ただ、世界の対中投資が落ち込む中、シンガポールのみが前年対比21.7%増の52億4000万米ドルとダントツの伸びを示している。尤も、同じ中国人の国家なので、当然と言えば当然だが…
一方、中国の対外投資総額は525億2000万米ドルで、日本への投資は22.2%増えている。互いに双方への投資は減速している様子は見えない。 金になればそれで良いのが企業だ。
□ 2012/10/22 いつまでも忘れぬ「うざい奴」

コンピュータは数字や文字、動画や静止画等々とあらゆるデータを蓄積するのを得意とし、その蓄積したデータを基に命令(ユーザーのみとは限らないが…)した様々なことを素早く行う。今や無い家庭の方が少ないと云われる程パソコンは普及し、その便利さ故に欠かすことができない道具の一つともなっている。
パソコンは多くのデータが蓄積可能なように、小さく区切られた小部屋を備えた大倉庫群のようなものだと思えば良い。しかし、多くのデータが蓄積可能な側面だけが知られ、実は「忘れることが大の苦手」だという重要な部分が知られていないようだ。
コンピュータは一度記録したのを捨てて(消して)しまっても、捨てる前にどの倉庫のどの部屋に何が入れられていたかを詳細に記憶し再現できる。決して忘れることはない。中身をいくらカラにしても、実際には何一つ無くなってはいない。無くなったように見えるのは、人間に見えなくしているだけのことでr、データ復旧を生業にする者なら、いとも簡単(?)に元に戻してしまう。彼らが「飯が喰える」のは、一般人には見えないコンピューター上の記録簿を読む技術を持っているからなのだ。データの量にもよるが、復旧にはかなり時間がかかる。しかし、さほど面倒でもないし、難しいこともない。
巷には上書きしてしまえばそこに書かれたデータは読めなくなると公言する者もいるが、実際には上書きしようと、フォーマットしようとデータは消えない。完全に消す方法もあるにはあるが、それには3~4日は必要とする。ハードディスク(PCではない)を工場出荷状態に戻すのだ。最近のPCのリカバリーとは異なる。本当に全てが消える。それなら、「ぶち壊す」方がよっぽど楽だ。



ここのところ話題となっているパソコンの遠隔操作犯人は「愉快犯」の類だろうが、取り締まる警察側の能力不足が露呈した事件でもあった。ろくにウイルスチェックも行わなかったようだし、痕跡が消されていたので…云々、と言い訳ばかりだ。安全にインターネットを楽しむ為に、名性の高いプロキシサーバーを利用する者は結構多い。ネット社会では常識だ。警察の発言はどれをp取り上げても「情けない!」の一言に尽きる。あぁ…
□ 2012/10/19 日本の公文書・竹島は鬱陵島の付属島嶼



「鬱陵島の真東50カイリに三つの小島があり、本邦人は松島と呼んでいる」との記述がある日本領事館作成の資料(1902/05)が発見された朝鮮日報が報じた。
問題の文書は「釜山領事館報告書」と題する文書で、独島を「松島」「リャンコ島」などと呼び、鬱陵島を独島の本島だと認識する内容だと朝鮮日報は主張している。
独島は韓国が後世に勝手に付けた名で、当時そのような名を冠した島は存在しない。つまり鬱陵島が独島だとの検証はできていない筈だが…
朝鮮王朝時代の記録には、晴れた日には望洋亭(416m)や召公臺から鬱陵島が望めるとの記述がある。地球は丸いので遠くのものは水平線の下になり見ることができないが、高台からだと可能になる。因みに、地表からの視認限界は凡そ4.4~4.5kmだ。
海上の視認距離に興味があれば下のサイトが面白い。
http://majo44.sakura.ne.jp/horizon/01.html

1894年にドイツ人が作成した地図で、鬱陵島(Matsu-schima)の西側に国境線がある。
1903年あるいは1904年にフランス人が作成した地図で、鬱陵島(I. Dagelet)が日本領だと記されている。

明治時代には日本人は「鬱陵島」を「竹島」と呼び、海図には「松島」と表記されていた。現在の韓国が支配している「竹島」は「リャンコ島」と呼ばれていたとの記録もあり、「鬱陵島」と呼ばれている島とは明らかに異なる。つまり韓国が主張する「独島」は、日本領土の「竹島」ではないのだ。

金浦空軍基地に到着したダグラス・マッカーサーを歓迎する李承晩
拿捕された日本の漁民 何があったのか

1953年1月12日に韓国政府が「李承晩ライン」なるものを設定して以降、これを超えて出漁する日本漁船の拿捕や、丸腰の漁船へ対する野蛮な銃撃事件が多発し、多くの死傷者を出す事態にまでなっている。また、同年7月12日には韓国の守備隊が、海上保安庁巡視船「へくら」に対し、機関銃弾200発を撃ち込むという信じられない事件が発生している。
当時、韓国では拿捕の法的根拠となる「漁業資源保護法」が未だ無く、韓国の野蛮な行為は国際法上からも、韓国国内法上からも非合法で卑劣な行為だったのだ。1960年駐日米国大使ダグラス・マッカーサー2世は、国務省への機密電文で韓国の行為を「国際的な品行や道徳等の基本原理を無視した実力行使の海賊行為」だと評した。


最近、韓国は中国漁民との間で「目くそ鼻くそを笑う」ような事件を繰り返している。武器を手に暴れまくる中国漁民も漁民だが、ゴム弾であろうと安易に銃器を使用する韓国側も韓国側だ。両国の直ぐに暴力に訴える国民性(?)は今に始まった訳ではないようだが…中国沿岸部には何と約1億人の漁労者いるとされる、双方とも冷静に大人の対応をして行かないととんでもないことになりそうだ。
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