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□ 2013/02/28 花粉+PM2.5+水分で被害増大+黄砂で最悪

久々のポカポカ陽気で河津桜の蕾も大きく膨らみ、一雨ごとに春が迫っているのを感じる。暖かい春は待ち遠しいが、花粉症患者には嫌な受難の季節となる。予想では今年の飛散量は、関東から東北にかけて昨年の約3~7倍になる云われている。
今年は多量に飛散するであろう花粉に加え、「体内に侵入すると、喘息(ぜんそく)や心臓疾患、肺眼等の原因となる」とされるPM2.5が大問題だろう。


PM2.5は約 2.5μmと小さいが、花粉は約50μm~10μmで直接目で観ることができる。花粉症患者は薬を飲むか、ゴーグルやマスクで花粉対策をしてきた。マスクも特殊なものでなくとも充分に効果を発揮できた。ところが、その花粉にPM2.5が付着し、そこへ更に雨や雪の水分が加わると、花粉が水分を吸収して膨張し、破裂してより細かな粒子になることが判った。
破裂すると約1/10程度にまでサイズダウンする。つまり今まで防御可能であったマスクでは防ぎきれなくなり、健康被害がより一層深刻となる恐れがでてきたのだ。困ったことに、黄砂がこの戦線に加わってくるらしい。


トラックや工場の煙突から排出される「窒素酸化物」や「硫黄酸化物」が原因で花粉症が引き起こされることは、既に20年以上も前から指摘されていた。然しながら当時はトラック輸送に変わる有効な手立ても無く、産業発展の為に国民の健康は犠牲にされ、排ガス規制等は積極的に行われることは無かった。尤も、当時は効果的に有害物質を除去する技術も開発されてはいなかったようだが…
 スギ花粉とそのアレルゲンの計測技術に関する実験実習の概要(PDF)


日本の個黄土成長期もここまでは酷くなかった。車や工場の排ガス規制を厳格に行えば間違いなく中国経済は崩壊する。余りにもインフラがお粗末だからだ。日本に頭を下げる気も無いだろうし…
□ 2013/02/27 人口膾炙(じんこうかいしゃ)の諺

「好鉄不打釘、好人不当兵・良い鉄は釘にせず、良い人は兵にならない」は中国の人口膾炙(じんこうかいしゃ)の諺だ。今はどうかは知らぬが、長い歴史を持つ国だけに価値観はそうそう大きく変わるとも思えない。素晴らしい経済発展は遂げてはみたものの、貧富の格差は広がる一方、抑えに抑えられた民衆の怒りは今にも爆発しそうだ。まさにの清朝末期の革命夜のような状況だ。
人民解放軍は潤沢な資金力にものを言わせ、急速に軍事力の増強と近代化を図ってはいる。しかし、隠密性が求めらる潜水艦は派手に騒音を撒き散らし、エセ空母はまともな推進エンジンすら持たない。どれを一つとっても一流海軍とは言い難い。最近の鼻息の荒い発言も、どこか北朝鮮と似ていなくもない。実力を伴わない恫喝は世界に笑われるだけだ。


中国軍の幹部や司令官には、兵器運用の充分な知識が乏しく、軍事上のルールにも疎い者が多と云われている。内部規律が緩み、覇気のない者が多いとも指摘される。司令官の質が劣るのは、海外との交流実績が極端に乏しいこともあるが、重要なポストを共産党員が占める独特の管理体制にも原因が求められる。
また、若い兵士は「小皇帝」と呼ばれ、我まま放題に育てられた。規則や規律を守るのが大の苦手らしい。これも強制的に推し進められた「一人っ子政策」の弊害だろう。それらの若者に軍隊は厳し過ぎるのは致し方無い。更に、共産党幹部子弟は楽で安全な部署に配属される。一般出の軍人には欝憤の種でしかない。建国当時の崇高な理想はどこに行ったのだろう…


翻って、尖閣で中国海軍と対峙する自衛隊はどうなのか。長官を含め誰一人と実戦経験を積んだ者がいない、世界でも稀な摩訶不思議軍隊だ。偶発的な衝突にしっかりと対処できるのだろうか。
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