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□ 2013/11/08 トランス脂肪酸いよいよ全面禁止か… | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
米国食品医薬品局(FDA)は今月の7日に、「心臓病の原因」になる得るとして、トランス型脂肪酸の規制に乗り出す方針であることを発表した。トランス脂肪酸の危険性に関しては姉妹サイト(プラスチック食品 トランス型脂肪酸の恐怖)で詳しく書いたので、そちらを参照してもらいたい。 トランス型脂肪酸は以前から「心臓病の原因」になると指摘されていたもので、FDAは「安全ではない」との理由で、トランス型脂肪酸を含む食品を許可制にする方針を決めた。但し、60日間国民からの意見を募ってから最終判断を出すらしい。 米疾病予防管理センター(CDC)は、トランス型脂肪酸の規制で年間約2万人の心筋梗塞を防ぎ、心臓病による死者を7千人は減らすことが可能だと言う。 |
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日本人は米国人に比べ油の摂取量(人にもよるが…)は高くない。米国でのデータがそのまま全て日本で通用する筈もないが、健康を害する可能性がある危険因子は早期に摘んでおくのが賢い選択と言える。 今回FDAが規制を許可制にするとしたのは正しい判断だと思える。とかく米国人は健康に関しては極端な行動に走る傾向がある。1991年に国際癌研究機関がコーヒーに発癌性があると発表し、その当時世界のコーヒー消費量のかなり大きな部分を占めていた米国でコーヒーの需要がたちまち落ち込んだ。このことにより米国を主な供給先としていた国々は経済的に大きな打撃を被った。コロンビアではコーヒー栽培業者がこぞって(?)麻薬栽培に手を染めた一因だとも言われている。瀬は腹に代えられなかったのだ。 米国の大きな判断ミスであったことはいがめない。そのコーヒーも1997年には通常範囲の摂取では癌との関連性は否定され、再び愛飲されるようにはなったが、蔓延した麻薬の習慣性は簡単に排除できない。 |
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