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□ 2014/11/01 韓国・国産戦闘機で領空を守る念願が実現

韓国航空宇宙産業(KAI)は、防衛事業庁(韓国)から次世代の超音速戦闘機FA-50の量産に関する1兆1000億ウォン(約1000億円)相当の契約を結んだと発表した。FA-50は韓国軍の老朽化した戦闘機を更新するため、既存のT-50をベースに開発された機種で、朴槿恵大統領は「韓国人の手で作った戦闘機で韓国の領空を守るという念願が遂に実現」と大喜びしている。


この機は、KAIが2011年にインドネシアに輸出したことがあるが、未だに米国から装着した軍用レーダーの運用に必要な*01"ソースコード"の輸出承認を得られていない。
このソースコードがないと、レーダー機能は大幅ダウンし、敵側に容易に発見されてしまう結果ともなり得る。映画のような戦闘機同士のドッグファイトは既に過去のものになるつつある。如何に早く索敵し先制攻撃をかけられるかが勝負の分かれ目になっている。
故に、インドネシアに輸出された機体は緊急時に十分な戦力とはなり得ない。謂わば、使い物にならない物を売り付けられたようなものだ。

*01:捉えらた目標を連携する他のレーダー(友軍機や陸軍や海軍)のデータと共有する為の認証番号。


そもそもこの機は、米ロッキードマーチン社がF-16のダウングレード版としてデザインしたもので、機体だけは韓国で製造されてはいるが、エンジンから電子部品に至るまで全て米国頼りなのだ。
提供したFA-50のレーダー技術は、米国政府の輸出統制項目に包含される軍事技術だ。それ故、不慮の事故等で墜落でもされれば、軍事技術が流出する恐れがある。空軍の「ブラックイーグルス」の中国での航空ショー参加に待ったをかけた理由がそこにあると考えられる。


また、韓国は米国から提供された技術を包含する製品を第3国に輸出する際は、輸入当事国である国が米国と直接交渉し、軍用周波数使用の承認を受けなければならないことになっている。
当初米国はインドネシアに周波数使用の承認を約束していたが、最終的に「イスラム国家である」という理由でこれを拒否している。騙すつもりでは無かったとは言え、韓国にとっては悔いの残る取引となった。
現在、軍用周波数を取得できないインドネシア空軍は、常用周波数で代用しているが、紛争発生時にはハッキングの可能性が高くなり、脆弱性を抱えたままの実戦配備となってしまった。一説には、韓国は何度もブラックボックスをこじ開けたり、機密情報を故意に流出させた経緯があるので、米国が警告の意味で韓国企業に圧力をかけたのではないかとも云われている。
その良い例として、韓国の主力戦闘機F-15Kのブラックボックスを解体したことが挙げられるだろう。韓国は夜間の偵察・精密爆撃照準装置が米国防総省のブラックボックス指定であることを充分に承知の上で、これを勝手に解体し米国当局に怒鳴り込まれたことは有名だ。どうも韓国の軍部は腐っているようだ。それがどれ程自国の名誉を落としめる行為なのかは考えもしないのだろう。


また、現代重工業がライセンス生産するドイツが開発した潜水艦・孫元一(ソンウォンイル)も、やはりブラックボックスを勝手に分解し、元に戻せなくなりドイツに泣きついたが、腹を立てたドイツに無視され、未だにドックに入ったままだ。辛うじて配備されている艦も、組立精度が悪く、酷い騒音により事実上潜水艦の隠密性は無いに等しい状態だと云われている。


陸軍にしても、主力戦車K1A1の核心技術である「変速機ステアリングの設計図」を米国企業に流出させたと防衛事業庁が大騒ぎして失笑を買ったことがある。誰もが知る通り米国は主力戦車の開発能力を持つ数少ない国だ。韓国から得るべき軍事技術など何一つとして無いのは世界が周知している。自国でパワーパックすら開発できない国に言われたくはない筈だ。
K1A1は1980年代に韓国企業がドイツ企業などと技術提携して製造したもので、車体及び砲塔前面部分にはアメリカ国内で生産されたされた装甲と韓国国内で組み立てた複合装甲が採用されている。


韓国民はFA50やK1A1が国産であると信じているようだが,、実際には純国産ではなく準国産なのだ。日本初のYS-11も純国産と謳い、そのエンジンは英国ロールスロイス製だったので人様のことはあまり言えないが…
FA-50は出自が練習機ではあるが、F-16よりも小型で小回りが利くとは云われるが、「あくまでも超音速訓練機であって、戦闘機への転換はお勧めできない」と米国側から言明されていた曰く付きの機体である。


主敵である北朝鮮の時代遅れの戦闘機(最新のMig-29ですら1980年代後半に納入された機体だ)に対抗するのには、現役のF-15シリーズで充分だ。何故、日本を向いて国防を考えているのか理解に苦しむ。韓国とっての緊急課題は、次期主力戦闘機(FA-50は違うが…)の開発や国産化では無く、軍事境界線から僅か50kmの至近距離に位置する首都ソウルを、北の第一撃から如何に防御するかだろう。
開戦数分でソウルは間違いなく数千発の長距離砲とロケット砲の餌食になる。今のところこれを防ぐ有効な手段は米軍にすら無い。ソウルが壊滅するのは目に見えている今、韓国が真剣に生き残りを図るには「首都機能移転」に資金を優先的に配分する策が実行に移されても良い筈だ。が、そのような話は一切ない。政府は国民の生命と財産を護ることを最優先に考えなければならない。
エステ
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