#192
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Creation Date: 10-JUL-2010 



Miles Davis - So What
Music video by Miles Davis performing So What.
(C) 2008 SONY MUSIC ENTERTAINMENT



Traditional Japanese colors
□ 2015/07/12 椎間板ヘルニアの手術が終わって1か月…

先月の12日に待たされるだけ待たされた椎間板ヘルニアの手術が無事に終わった。昨年の11月に発症(どうやら3年前には既に発症していたらしいが…)してから長い期間歩けずに、脚の筋肉が弱るだけ弱っていた。毎日少しづつ歩いてはいるが、直ぐに疲れが出るので未だに長時間は歩けない。
ただ、手術の翌日には支えがあれば歩行可能なまでに回復し、現在に至るまで痛みは全く無いので手術は成功だと言える。執刀医師の話では術後経過は人まちまちで、まれには退院前に治療箇所が再び悪化するケースもあるとの話を聞いていたのでそうならずに良かった。
ヘルニアの60~70%は自然に消滅すると云われ、発症から3ヶ月間はできるだけ手術せずに、鎮痛剤で痛みを抑えながら経過観察するのが普通らしい。
糖尿病の持病もあり、HbA1c(グリコヘモグロビン)が手術可能な値にまで下がらないと手術できない」と宣言されていたので、少し長かったが良い待機期間だったのかもしれない…
下は術前の検査結果だが、HbA1c(NGSP)が6.7、HbA1c(JDS)が6.3まで落ちている。前日朝の空腹時血糖は72mg/dlで食後2時間の値が105mg/dl、なんとも素晴らしい数値だろうか。ほぼ完璧な正常値だ。この値はその後も維持されたままだし、インスリン注射の量もかなり減った。ただ、血糖コントロールには厳しい食事制限(運動できれば別だが…)が伴うので、筋肉が弱り、体重も6kg程度落ちた。現在疲れやすくなったのは食事制限による筋肉量の低下と完璧までの運動不足が原因だ。
糖尿病であっても血糖値のみを下げるのであれば容易い。ただ、今回は軽い運動すらできなかったことで摂取量を減らさざるを得ず、これが現在の状況を生んだのだ。
また、長期に渡る食事制限は胃を小さくするようで、少量でも満腹になる。と言うか、単に食欲が落ちるだけなのかも知れない。TVのCMで見かける「美味しいものは脂肪と糖でできている」は実に正しい。

指  標 術前検査 手術当日

HbA1c(NGSP)%
HbA1c(JDS)%
6.2未満
5.8未満
6.2~6.8
5.8~6.4
6.7
6.3

空腹時血糖 mg/dl 80~110未満 110~130未満 72 111

食後2時間値 mg/dl 80~140未満 140~180未満 105

筋トレには励みたいが、筋トレに嵌り血糖値が急上昇してしまった苦い経験がある。まぁ少しずつ行うしかないようだが下肢に全く力が入らない。蛋白質が不足してることは間違いがないようだ。
入院前から強い薬を服用し続けたせいか、入院中も手術後も全く食欲出ず、まる一日何も口にしない日もあり、食べてもせいぜい1日200~300kcal程度の日が続いた。
退院後も食欲が出ず、毎日少量の食事で済ませた。特に空腹が気になることもなく、2週間排便が全く無かった。「便秘」になったのだ。
元来「快眠・快食・快便」は家族が羨む程だったが、完全に吹き飛んだ。食物繊維を摂るように心掛け、毎日ヨーグルトも大きいものを1パック食べた。そもそも人間の体は食べずとも便は溜るようにできている。健康体であれば大腸に届いた食物は、大腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)によって小腸から大腸へと移動しながら、腸内細菌による腐敗と発酵、水分吸収を経て便となり、やがて排泄される。
普通は便が直腸に届くと「排便反射」により体外に排出される。ところが食事制限の後遺症として腸の動きが悪く、また排出されるべき便がカチカチでコロコロした硬い塊になり詰まってしまった。直腸まで便が届いているので当然「排便反射」が起こり、便意を模様するのだが全く出ない。
食欲が無くなるどころか常に吐き気がするようにもなり、昼夜を問わず「排便反射」が5~10分に1回おこるようになり、激痛を伴うようにもなった。その痛みのせいで全く眠ることができず、ついに3日目に朦朧(もうろう)とした状態で肛門科を訪れた。

便秘で死んだ少女(閲覧注意!)
担当医師は硬い便により塞がれているので既に浣腸を使える時期は既に過ぎているとの診断で、ベテラン看護師により掘り出す作業が30分程行われた。石のように硬くなっていたので掘り出し作業は強烈な痛みを伴った。途中で何度か休憩を入れコブシ二つ程の塊を取り出した後にやっと浣腸ができた。ひさびさにスッキリし、その晩は薬を飲んで朝まで前後不覚で8時間も眠った。
だが、翌日の夜には「排便反射」で再び激痛が走るようになり、自分で掘り出す決心をした。受診した病院は道を挟んだ反対側で緊急指定病院なので夜間でも診てもらえる。だが、痛いことは他人にされるより自分で行う方が恐怖心は多少でも和らぐと考え、ゴム手袋をはめて少しずつ掘り出した。病院で出した時よりも更に多く出た。病院で出したものと合わせる、どうやら硬い便が30cm程詰まっていたらしい。
その後、痛みも無く快調ではあったがやはり便秘状態が1週間も続いたので、浣腸でもして貰おうと再び病院を訪れた。担当医師は最初に診てもらった医師で、看護師も同じ人だった。今度はレントゲン検査とCTによる診断をおこなった。
結果は、直腸付近に便は無く浣腸の効果は得られないとのことで、引き続き便を柔らくする飲み薬で対応すことになった。どうやら食事量が少な過ぎるのと腸の活性が低下していることが大きな原因のようだ。
健康には気を付けよう!
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