最近は台湾の女性歌手に凝っている・So What
 
#237    


2021/03/29 今年の花見は…

この時期、花粉症は辛いがブラブラと散歩するには良い季節だ。とは言え、コロナの感染は収まるどころか増々拡大しているなか、花見を口実に飲めや歌えの酒盛りは控えてもらいたい。
自粛しない者の言い分として「感染してもそれは自己責任だから」と言う無責任で能天気な話しをする者が結構多い。確かに仲間とのドンチャン騒ぎで感染するのなら自業自得だろう。しかし、ドンチャン騒ぎで感染した者が、更に関係ない他者に感染を広げることが問題なのである。コンピュータ・ウイルスと同じで悪質極まりない。
知っての通り、コンピュータ・ウイルスには自己伝染機能、潜伏機能、発病機能等があり、まさに我々が感染するウイルスと同様の仕組みを備えている。そして何よりも恐ろしいのは、自分だけでなく、他人のパソコンやスマホ、タブレット、サーバーなどに感染し、潜伏、発病させ、着実に被害を拡大し続ける点だろう。被害を最小限で食い止めるために当分は静かな花見を心掛けて欲しい。
知っての通り、コンピュータ・ウイルスには自己伝染機能、潜伏機能、発病機能等があり、まさに我々が感染するウイルスと同様の仕組みを備えている。そして何よりも恐ろしいのは、自分だけでなく、他人のパソコンやスマホ、タブレット、サーバーなどに感染し、潜伏、発病させ、着実に被害を拡大し続ける点だろう。被害を最小限で食い止めるために当分は静かな花見を心掛けて欲しい。
散歩コースの桜は満開のものもあれば、そうでもないものもある。が、何れも今週中には全てが満開になるだろう。
天保(1831~1845年)の頃、花見と言えば既に、上野、飛鳥山、向島、小金井等が有名だった。それ以前は「一本桜(周囲五間以上あるシダレザクラの大木)」を静かに賞翫(しょうがん)することが好まれたようだ。 
江戸には「三十三桜」と言って、名木が三十三本あったと云われているが、徐々に一本桜の賞翫は衰え、花見の目的がドンチャン騒ぎする形へと変貌していったようだ。昔も今も同じで、一本桜周辺では余りにも場所が狭く、徐々に宴会に適した上野、飛鳥山、向島、小金井等へ人気は移っていったようだ
今でも静かに花を愛でることを望む者は少なからずいるようだが、その数は確実に減ってきている。
[江戸の三十三桜] 鳴子の浄円寺、麻布の長谷寺、小石川の伝通院、大塚の護持院、駒込の海蔵寺、小石川の蓮花寺、御厩谷、谷中の延命寺、広尾の天眼寺、早稲田の五智堂、牛込の保善寺、谷中の養福寺、小石川の牛天神社頭、目黒の祐天寺、高田の穴八幡、谷中の経王寺、東叡山慈眼堂、東叡山願王院、東叡山等覚院、青山の梅窓院、東叡山護国寺、千駄ヶ谷の千寿院、青山の最勝寺、牛込の光照寺、東叡山寒松院、東叡山清水、駒込の吉祥寺、滝の川弁才天、雉宮の八幡社頭、田端の与楽時、根津社頭、湯島の天沢時、広尾の光林寺。[卯花園漫録・石上宣続・1809年]


[嬉遊笑覧] 江戸時代の随筆作者喜多村筠庭(安政3年没)が著した風俗の百科事典によると、「近年隅田川長命寺の内にて桜の葉を貯へ置きて、桜餅とて柏餅のやうに葛粉にて作る。餡は餅米にて製せしが、やがてかくかへたり」とある。


桜餅には大きく分けて関東風の焼いた小麦粉を皮に使い餡を包んだものと、関西風の道明寺粉で餡を包んだものとがある。関東を代表するのが所謂「長命寺(ちょうめいじ)」で桜餅の元祖だ。 
墨田区にある長命寺本堂と、創業以来300年、伝統の味を守り続けている「山本や」。
いずれも塩漬けの桜の葉が使われることに変わりは無いが、関西の道明寺粉を使った桜餅と関東の小麦粉用いる桜餅とは些か趣が異なる。と言うよりベ全くの別物だ。

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Creation Date: 10-JUL-2010  

Miles Davis - So What
Music video by Miles Davis performing So What.
(C) 2008 SONY MUSIC ENTERTAINMENT















 
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