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□ 2013/07/28 隅田川の花火大会30分で終了


隅田川の花火大会(左上の写真・隅田川花火大会公式ホームページより)


昨晩は東京の夏の風物詩「隅田川花火大会」だったが、天気予報通り激しい雷雨に見舞われ30分であえなく終了した。一斉に帰路についた観客数は78万人にもなる。これだけの人数が一気に周辺の駅に向かう。経験しない者には解らない混乱だ。どの駅も危険を避け改札止めを行う。風雨を避けられる場所ならともかく、運が悪いと悲惨な状態になる。
来る8月3日(土)は我が板橋区の「第54回いたばし花火大会」(戸田市との共同開催)だが、雨は大丈夫だろうか。尤も当日は甥っ子の結婚式で青森だが…
いたばし花火大会では荒川を挟んで両岸から約11000発の花火が上がる。数では隅田川の花火大会には負けるが、墨田川では観られない尺玉が上がることで有名(?)だ。しかし、尺玉の殆んどは競艇場を抱える(財政が豊か?)戸田市側のもののようだが…
8月3日(土)だけでも全国で130以上の花火大会が開催される。因みに、5000発以上打ち上げるのは45大会で、その中で1万発を超えるものは16もある。
 
葛飾北斎の「江都領国橋夕凉花火之図」  
二代目喜多川歌麿の「浮絵江戸大川夕納涼之図」 

両国の花火は江戸時代から有名ではあったが、今のように決まった日に行われるものではなかった。元々は涼船相手に花火を売る商売を考え出した目聡い連中が小舟で集まったのが始まりだったようだ。つまり、最初は涼船の客自身が楽しむ私的目的で他人様に見せる目的など一切なかったのだ。ところが、そこに目を付けたのが船宿や料理屋で、集客目的で涼船の花火を利用することを思いついたのだ。しかし、不定期な涼船が出る時だけの花火では集客には繋がらず、日時を指定する必要が生まれた。
 

嘉永4年(1851年)の「東都遊覧年中行事」には5月28日は「両国夜見世のはじめ大花火」とあるが、嘉永4年の項に「五月二十八日例の如く両国夜みせ初まり花火あり。近年涼み舟花火を揚げる事廃れたり。当年水茶屋や花火もなし、如何なる故か」と「聞之任」(江戸生活辞典)にある。記述内容に矛盾があるが、嘉永4年より以前から5月28日の両国川開きに花火が付きものであったことは判る。ただ何らかの理由でこの年(嘉永4年)には花火がなかったようだ。
両国の川開きの花火は明治6年の太陽暦への移行で、翌年の明治7年からは一月おくれで行われている。
エステ
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