#009
BBS
Contact
Wayside Flower
Archives:The Drawers Contents
Traditional Japanese colors

How to save the streaming broadcast

How to Find a contract provider
Study of the Fishing float
My Family
福島原子力発電所土木工事の概要:1
福島原子力発電所土木工事の概要:2

Creation Date: 10-JUL-2010 
Miles Davis Kind of Blue 



Archives:The Drawers Contents
□ 2010/10/18 蜘蛛(クモ)の糸

イベント会場のテントの設営や電気の配線、提灯やスピーカー等の取り付けは、専門の業者が活躍する場だ。さすがにプロ仕事は恐ろしく手際が良い。一夜明けると昨日まで区民祭りの賑わいがまるで無かったかのようだ。一部関電工の仕事を残し全ての撤去が完了している。夕方に巣を張り翌朝にはそれを撤去する関西の鬼蜘蛛(オニクモ)のようだ。このオニ蜘蛛も巣を片付ける律儀者は関西のみで、関東のものにはその習性はない。どの辺りを境に異なった習性を示し、何故そのようになったのかは定かでない。
オニグモ

女郎蜘蛛
一般に蜘蛛(クモ)は不快害虫とされる。その姿形は確かに気持ちが良いとは言えない。しかし生物学的に蜘蛛はカニの仲間だ。カニが良くて蜘蛛が駄目とはどうも納得が行かない。
人間は身勝手なものだ。広い世界には大型の蜘蛛を食用にする民族さえいる。きっとカニを嫌がる者達だって多い筈だ。
子供の頃、登校途中の朝露に濡れた草むらで、大きい女郎蜘蛛(写真・上)を探しては捕まえた。そのままだと動き回るので、直ぐに腹だけをむしり取ってポケットにねじ込んだ。授業中にこの腹を取り出す。そしてその尻から糸をつまんで引っ張り出し、二股の枝に巻きつける。誰がより強いものを作れるかの競争だ。
当時、昆虫や両生類は悪ガキ供の遊び相手だった。恐らく心優しき現代の子供達には出来ない芸当だろう。しかし多くの昆虫や、カエル、蛇、鳥等が遊びの犠牲となった。可哀想なことをしたとは思うが、これも成長過程での一種の「通過儀礼」なのだと勝手に正当化している。
遊びながらイロイロな生物の営みや習性を学び、知識を蓄えた。その頃の経験は今になって結構役立っている。子供の世界は毎日が新鮮な驚きに満ち溢れている必要があると思っている。都会から自然が失われた今、子供たちにより多くの「学びの場」を提供する努力を我々大人は怠ってはならない。
□ 2010/10/17 二足の草鞋(わらじ)

柔ちゃんが正式に競技生活から身を引くことになった。責任ある立場の公人としては当たり前の身の処し方だ。だが会見の場に何故か小沢氏が同席していた。あんた子供かい!
TVのニュースでは「二足のわらじ云々…」と報道されていた。何か違和感を感じる言い方だ。そもそも「二足のわらじ」とは、泥棒と警察官のように利益や目的が相反する職業を指す言葉であって、単に仕事で二股を掛けることとはこれに当たらぬ。TV屋さんはもう少し電波の響力を考えて言葉を選んで欲しい。
やわらちゃん

銭形平次
「二足のわらじ」の語源は江戸時代にまで遡る。当時は博徒が捕吏を兼ねる(とんでも無い話しだが…)ことが多く、こう呼ばれるようになった。「銭形平次」のような岡っ引きの多くは、賭博場で用心棒のようなことをして生計を立てていた。つまり本物はTVのように格好良くないし、博徒とその用心棒の関係では「二足のわらじ」もあながち間違った使い方で無いのかも知れない…
□ 2010/10/15 長野県産南水梨

久々に旨い(20世紀?)梨(を食べた。甘みも香りも申し分ない。長野県産の南水梨だ。今年は猛暑で梨の出来が悪いらしいが、まだまだ捨てたものではない。
梨が日本で食べられ始めたのは、登呂遺跡の発掘による種子の発見から弥生時代だと推定されている。因みに、酸度は0.1%程度で、多少のリンゴ酸やクエン酸を含むが、ビタミン類はほぼ0。漢方薬用途は別として、栄養学的には大した価値は認められない珍しい果物だ。
南水梨

花梨
いつもの年なら今の時期には黄色く色付く道端の花梨だが、今年はまだ真っ青なまま。大抵は区民祭りが終わると、いつの間にか消えている。これなら今年は暫く無くならないかも知れない。
□ 2010/10/12 関電工の高所作業車両
高所作業車

板橋では10月16、17日の両日にわたり「いたばし区民祭り」が開催される。それに向けてここ数日会場周辺では急ピッチで準備が進んでいる。
区内の電気工事業者が沿道に取り付けた提灯を、電源に接続するだけの為に毎度出動するのが、この関電工の高所作業車だ。
作業車を安定させる為に4か所でジャッキアップする。話しを訊くとほぼ自動で水平になるそうだ。かなり高額そうな車両だ。尤も関電工と言えば日本一高い電気工事屋らしいが…
□ 2010/10/04 売り場から消えた交換レンズ NEX-5

発売と同時に買った NEX-5 は購入した直後に電池の消耗が激しく、これを改善させるファームウエアのバージョンアップをさせられた。今思うとこの時に残りのレンズとコンバータも購入しておけば良かった。だが「経済的」と「使い慣れてから」と言う理由で取敢えず先延ばしにしてしまった。
SONY NEX-5


上がSEL18200. 下がFisheye Converter & Ultra Wide Converte
チョット余裕が出来たので、残りのSEL18200(35mm換算27~300mm)と Fisheye Converter、Ultra Wide Converter を買い求めに行った。ところが SEL18200 は品薄で要予約とのこと。取り敢えず予約は入れたが、入荷は全くの未定で、早くても年明けの春になるとのことだ。一方 Fisheye Converter と Ultra Wide Converter は既に発売が中止になったと聞かされ、切れた!
屋根に登ってから梯子を外されたようなものだ。一眼レフカメラは交換レンズが使えてこそ真価を発揮する。これではまるで詐欺に等しい。と言うことで、ソニーに苦情の電話を入れた。
事実はどうも違っていたようだ。ソニーの担当者によれば、生産工場が変更になり、一時生産が中止されているだけとのことだ。決して生産中止ではなく、販売店へもそのようにアナウンスしているとのことだった。要は販売店側の認識不足か誤解、またはソニー側が提供する情報が適切でなかったかのどちらかだ。何れにしても少しホットした。とにかく軽いカメラなので気に入っている。レリーズが使えないのが大きな欠点だが…
□ 2010/10/03 気になる貼り紙

以前から気になっていた貼り紙がある。あるビルのエレベータの中に貼ってある。管理人が緊急時の対応を掲示したのだとは思うが、なんせエレベータの操作盤と貼り紙の位置とが少々離れている。と言うことで、年甲斐もなく矢印→→の先にボタンを貼り付けてみた。なかなか愉快だ。
悪戯
悪戯で貼ったボタンは撮影後に撤去したのでご安心を!本当はこのままにしたほうが面白いとは思うんだが…どうせ管理人が気付くだろうし。
□ 2010/09/28 タバコ値上げ 纏め買いだ!

いよいよ来月からタバコが一斉に値上げになる。脳が無いと言うか何と言うか、税収入が不足するとお決まりの値上げだ。ターゲットはいつもタバコと焼酎、それも廉い価格帯のものがターゲットになる。「取り易いところから取る」と云う政府の常套手段だ。今回は酒税は対象外だが、このままの「ばらまき政策」が続けば、何れは焼酎の出番となるのは確実だ。
タバコの害が叫ばれて久しい。しかしこれには確かなエビデンスは存在しない。昔(いつ頃のことか!)タバコは男の必須アイテムだった。今のものと比べると遥かに強いものを吸っていた。特に両切りピースは香り素晴らしく、多くの者に支持を得ていた。そのころのものに比べると今のタバコはメチャメチャ軽くなり、吸う者もかなり減った。でも癌患者が減ったと言う話しは聞かない。
そもそも健康を害するとするデータは余りにも蓄積年数と件数少ない。得られる数字は目的に沿って如何様にも操作できる。所謂「我田引水」だ。
例えば、癌になった患者の半数がタバコを吸っていたとする。タバコを罪悪視する研究者はここでタバコを吸っていた者だけを対象に数字をいじる。残りの半分の者はタバコを吸ってはいない。それでも癌にはなる。逆に言えば、タバコを吸っている者のその殆どが癌にはならならず、統計の数字には現れない程度のほんの僅かな者が癌になるとも言える。統計学などは所詮その程度のものだ。
半年分のタバコを纏め買いした。賞味期限の問題もありこれが限界だ。全く腹立たしい。共産主義でもあるまいし個人の嗜好に踏み込むのは如何なものか。何でも西洋人の真似をするのは頂けない。
□ 2010/09/27 へらへら笑う総理と尖閣列島

尖閣諸島で発生した中国漁船と巡視船とのトラブルで、拘束されていた中国側の船長が釈放された。この処置はギクシャクしているムードを、多少でも改善したいとする政府の政治的な判断が水面下で働いた結果と思われる。ところが船長帰国後に、中国外務省は日本に対して更に謝罪と賠償を要求してきた。とんでもない見当外れな言い掛かりだ。
対応した総理の様子をニュースで見た。いつものへらへら顔である。全く嘆かわしい限りだ。日本国政府を代表する人物がこれでは外国になめられるのも無理はない。もう少し毅然とした態度がとれないものか…!
北方四島然り、竹島然り、尖閣諸島然りだ。領土問題に対する政府の及び腰の態度は何なのだろう。国民の生命、財産を守ることが出来ない国家に明日は無い。
管総理
レアアース
また、中国側はレアアースの対日輸出を全面的に停止した。これが手に入らないと日本のハイテク産業は壊滅的な打撃を被る。現在世界のレアアースの90%は中国で産出されている。そしてその中の89%を日本が輸入している。
しかし、レアアースを産出するのは中国だけではない筈。単に開発されていないだけだ。そもそもレアアースを輸入できないと、日本も困るが輸出できない中国も困る。世界経済は一国の思惑で何とかなる時代では既に無い。恐らくこれは中国側も充分に承知している筈だ。さてさて一連の発言にどのような裏があるのか、今後の進展が楽しみだ。
□ 2010/09/23 Milva Astor Piazzolla Live Tokyo 1988(2009/12/16)

昨年の暮れに発売されたCDを図書館で借りた。イタリアを代表する歌手の一人であるミルヴァと、アルゼンチン・タンゴの奇才アストロ・ピアソラが率いる五重奏団キンテート・タンゴ・ヌエボが、1988年の日本公演(88/06~29)の際に中野サンプラザで収録したものを音源としている。これはピアソラ最後の来日公演の記録でもあり、世界的にも価値あるCDだと言える。録音予定の無かった音源からのCD化で、音質は別として大変貴重なアルバムだ。
Milva Astor Piazzolla Live Tokyo
Milva With Piazzolla
ミルヴァを最初に聴いたのは、なかにし礼作詞・宮川泰作曲の和製カンツォーネ「愛のフィナーレ」だ。 この頃はミルヴァではなくミルバだった。その後カンツォーネを聴くこともなく、次にミルヴァに出遭うのは1998年04月24日年発売の「エル・タンゴ~ミルバ・ウイズ・ピアソラ」だ。
やはりアストロ・ピアソラとの競演盤で、ミルヴァは曲毎にスペイン語、イタリア語、フランス語を器用に使い分けている。またピアソラも言語の持つ強い地域性との違和感を感じさせない演奏を展開している。才能とは実に羨ましいものだ。
愛のフィナーレ

PORTRAITO OF MILVA
愛のフィナーレ   FINALE d'AMORE
風にならって   SEGUI IL VENTO
地中海のバラ   MEDITERRANNEO
消えたほほえみ   UN SORRISO
夜の私   IO DI NOTTE
ジョヴァネ・アモーレ   GIOVANE AMORE
愛の詩   QUANDO L'AMORE DIVENTA POESIA
愛遥に   DA TROPPO TEMPO
愛の告白   UNO DEI TANTI
私だけの人 SE   PIANGERE DOVRO
ひな菊の秘密   M'AMA,NON M'AMA
涙に咲く花   L' IMMENSITA
ミロール   MILORD
カンツオーネ   CANZONE
「愛のフィナーレ・FINALE D'AMORE」は北大路欣也と星由里子主演の東宝映画「津軽絶唱」のサウンドトラックになり大ヒットした。1965年サンレモ音楽祭に日本人として初めてサンレモ音楽祭に出場した伊東ゆかりが「恋する瞳」で入賞すると、日本に一気にカンツォーネ・ブームが到来した。
伊東ゆかり
サンレモ音楽祭では、64年にジリオラ・チンクエッティが「夢みる想い」、65年にはボビー・ソロが「君に涙とほほえみを」、66年モデューニョとチンクエッティが「愛は限りなく」でそれぞれ優勝した。日本で親しまれたカンツオーネはその殆どが50~60年代のサンレモ音楽祭での楽曲だと言っても間違えではない。
「ポ^トレート・オブ・ミルバ」は、ミルバの歌手生活13年目に発売されたもので、イタリア・リコルディ原盤によるものだ。ジャケットの一部にカビが発生し汚れていたのには参った…!
inserted by FC2 system