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Creation Date: 10-JUL-2010 
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□ 2011/05/10 腸管出血性大腸菌

ユッケで食中毒を起こしたのは、腸管出血性大腸菌と呼ばれる病原性大腸菌に汚染されたものを生で食べたからだ。
殆どの大腸菌は腐敗菌で、付着しても腐る前に食べてしまえば特に問題は無い。ところが、ユッケで問題となった「O(オー)111」のような病原性大腸菌は、ベロ毒を出し感染すると激しい下痢や血便がでる。そのことにより、貧血や意識障害を引き起こし、溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症等の合併症に至るケースもある。死亡した感染者の腸はズタズタに切り刻まれたような状態になっていると云われ、大変に恐ろしい菌だ。
O何某の数字はその菌が発見された順に付けられた番号で、昨年の腸管出血性大腸菌に感染した患者数は4110件(国立感染症研究所発表)で、死者は5人となっている。


何も危険を冒してまで生肉を食べずとも、タタキのように表面を加熱したものにすれば、多少は危険を回避できる。とは言っても、盛り付け直前に汚染された肉を切った包丁を使われたら、元も子もないが…
ステーキのレアは中が赤い。しかし、これは生ではなく低い温度でしっかりと火が通っている。中が赤く暖かいのが「レア」で、中が冷たいままのものを「タタキ」と呼んでいる。大腸菌は75℃で1分間程加熱すると死滅する。故に、ステーキのレアは低い温度で充分に火が通っているので安全に食べられる。
湯っけのような生肉はベテラン調理師が調理すれば、危険は防げるような報道もあるが、視聴者を間違った方向へ誘導する危険があるので信じない方が良い。どのような優れたベテランの調理師であっても、目に見えない菌の有無は判断できない。これは肉が新鮮だとか、肉質がどうのとかは一切関係無い。どんなに新鮮であっても菌が付着していれば一巻の終わりだ。
□ 2011/05/09 押収された5本のビデオ

オバマ米大統領は8日に放送されたCBSのテレビ番組で、アルカイダの最高指導者、ウサマ・ビンラディン氏を殺害した隠れ家は、同氏が少なくとも5年間は住んでいたと述べ、それほど長きに渡り潜伏できたのは、パキスタン国内の支援のネットワークの存在が挙げられるとした。誰が潜伏に便宜を図ったかは定かでは無いが、このまま無事に済む訳も無く、また罪も無い多くの命が奪われることは必至だろう。


下は特殊部隊シールズが急襲した潜伏先から押収した5本のビデオ映像だ。アメリカ国防総省のHPからダウンロードできる。下のリンクをクリックするとダウンロードが始まるので、「保存」するか「開く」を選ぶ。再生形式は、WMVとMPGの2形式がある。
WMV :  1st Video; 2nd Video; 3rd Video; 4th Video; 5th Video.
MPG:  1st Video; 2nd Video; 3rd Video; 4th Video; 5th Video.

□ 2011/05/09 Fukushima Daiichi Nuclear Power Station Status of the Spent Fuel Pool of Unit 4


□ 2011/05/08 Fukushima Daiichi Nuclear Power Station First Floor of Turbine Building of Unit 1, May 6th, 2011)


□ 2011/05/08 小学唱歌「日の丸の旗

買ったポロシャツの袖に馴染みのある学校唱歌の歌詞が印刷してあった。よく見ると何か変だ。「シロジニアカク ヒノマルヒトツ アアウツクシイ ニホンノハタ」とある。故意にそうしたのかはたまたうろ覚えのまま使ったのか…
「日の丸の旗」は誰しもが知る高野辰之作詞・岡野貞一作曲の小学唱歌だ。ところがこの唱歌も2度程の海底を経て就学した時代により歌詞が少しずつ異なる。


尋常小学校の時代では、
1 白地に赤く 日の丸染めて ああ美しや 日本の旗は
2 朝日の昇る 勢い見せて ああ勇ましい 日本の旗は
だった。
これが国民学校の時代に入ると、題名を「ヒノマル」と改め
1 アオゾラタカク ヒノマルアゲテ アア ウツクシイ ニホンノハタハ
2 アサヒノノボル イキホイミセテ アア イサマシイ ニホンノハタハ
となった。
そして戦後は題名を更に「日の丸」と改め、
1 白地に赤く 日の丸染めて ああ美しい 日本の旗は
2 青空高く 日の丸揚げて ああ美しい 日本の旗は
となり、今に至っている。
戦前、戦中の「朝日の昇る 勢い見せて ああ勇ましい…」はどうも清楚な日の丸のイメージにそぐわない気がする。戦後の改定により口語体になった今の「日本丸」の歌詞が最もこの増しように感じられる。
□ 2011/05/07 中部電力浜岡原発停止へ

政府は6日、現在稼働中の浜岡原子力発電所4、5号基を含め、全ての原子炉の運転停止を中部電力に要請した。これは想定される東海大地震の規模が、兵庫県南部地震の15倍になると予想され、同発電所の設備が耐えられない可能性が高いと判断されたからだ。
原子炉の「耐震設計審査指針」が改定されたのが2006年で、この改定により大幅に耐震基準が強化された。原子力安全委員会では浜岡原発を巡る議論は紛糾したようだが、ようやく結論に到ったようだ。結論までは実に5年の歳月を要したことになる。福島原発の事故がなければ恐らく結果は未だ出ていなかっただろう。当然充分な議論はされていない筈だ。管首相の唐突とも思える要請からもそれが良く判る。東海地震発生の危険も切羽詰まった状態にあると言える。

浜岡原発 Google maps

浜岡原発は断層の上に建設された日本では最も危険な原発とされてきた。このような場所に建設された原発は世界でも類が無い。1970年代に運転を開始した1~2号基は既に老朽化し、耐震補強による経済性を考慮し、中部電力は廃炉を決めている。これは経済性さえ見合えば、廃炉にはせずこの先も運転し続けるつもりだったことになる。因みに、1~2号基の「耐震設計審査指針」に沿った耐震補強には、約3000億円の経費がかかるとされる。
現在、原発は点検中を含め計32基が停止中だ。つまり原発の60%が止まっている勘定となる。政府は浜岡原発は特例だとし、他の原発には運転停止などを要請することは無いとしてはいるが、福島原発の後での「浜岡原発停止」の意味は大きい。停止中の原発の再稼動は地元の強い反発を受けることは必至だ。いっそこのまま廃炉にし、他のエネルギーへの転換に資源を振り分けた方が良い。効率の悪い発電方法も、資金さえ注入されれば、早晩充分に採算のとれる良い結果が得られる筈だ。しかし、何か起こらねば動かない日本の管理能力欠如は一体どこから来るのか。
□ 2011/05/07 テロと言う名の報復

パキスタン外務省が表面上は米国に抗議はしたが、近くに軍事施設のある場所で、ヘリの侵入に全く気付かないとは考えられない。パキスタンには反米のアルカイダー親派も多い。決して安定した政権でもない。凡そどこの国でも対外的な発言には、国内に向けの要素が多く含まれるものだ。
ビンラディンの死は疑問視される向きもあったが、アルカイダー側が死亡したことを正式に認めた。これでまた報復という名のテロがお起きるのは確実だ。
米軍特殊部隊が急襲した隠れ家の様子や死体の写真は下から
コチラ→http://cryptome.org/eyeball/reuters-dead/reuters-dead.htm
□ 2011/05/07 生肉での食中毒

焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」で起きた集団食中毒では既に4人の死亡者が出た。「生肉の危険性は認識していたが、2年近く細菌検査は行っていなかった」と社長が会見で明らかにした。例え、毎年細菌検査を実施していても、その時の検体に菌が付いて無ければ「陰性」だとされる。余程のことでも無い限り検体全てが「陽性」となることは無い。つまり、細菌検査ではこの手の危険は回避でき無いことを意味する。

己の身は己で守るしかない。特に子供に関しては保護者が全責任を負うのが当然だ。一昔前は生肉に限らず、生水でさえ口にするようなことはなかった。ところが今は、当たり前のように肉を生で食べる。熊、鹿、猪、馬、牛、鶏、何でも生で供される。冷凍処理されているので寄生虫の問題は無いにしても、細菌は別だ。今回のような食中毒が再び起きても何ら不思議ではない。どうしても生で食べたいのなら、表面だけでも火を通すべきだ。
本社のフーズ・フォーラスによると、肉を生食用に使用したのは卸業者の提案だったと説明したが、ユッケはトリミングと呼ばれる作業を行いブロックの表面を削ぎ落とす。本来切り落とす部分が多く、とてもとても280円では提供できない。この価格で出せたのは、業者から納入された肉をそのまま使用していたからに他ならない。
ユッケ用に使用した肉は、板橋区大山の大和屋商店が納入したものだ。卸業者とは互いに肉を生で使用するという認識を共有していたらしいが、大和屋商店側では生食用としての出荷を否定している。
この業者は平気で枝肉を外に吊るしていたりする程で、決して衛生面に気を使っているとは思えない。今日は既に通常通り営業していた。
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