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□ 2011/10/15 世田谷区のホットスポットで御巣鷹山を想う

世田谷区の道路脇で異常に高い放射線量を示す地点が確認され大騒ぎとなった。所謂「ホットスポット」だ。以前からネット上にはその存在が指摘されていた場所だ。常に民間の有志による指摘が公の機関に先行するのは何故なのか…
文部科学省は14日に原因は同地点の民家の床下にあった医療用(?)の粉末状のラジウム226が原因であったと発表した。かなり古いもので何故ここにあったのかは誰も知らないと云う。最近は余り使われなくなったが、蓄光性の夜光塗料に利用され、置時計や腕時計に多く使われた。放射性物質なのでガイガー・カウンターを近付ければ当然針が動く。 1985年8月12日、御巣鷹山に墜落して520人の命が奪われた「日本航空123便墜落事故」を思い出す。発見された粉末状のラジウム226は、事故で墜落地点に大量に飛散したものと恐らくは同じものだろう。


このことは当時余り報道されることは無かったが、自衛隊の装備不足(暗視装置が無かった)もあるが、放射性物質の影響を恐れた政府が自衛隊の救出活動に待ったをかけたことは赦し難い。救出命令の遅れが致命的となり、最終的には生存者1名と言う結果になった。
墜落地点の偵察に赴いた隊員によると、「あちらこちらで呻き声がした」と云う。123便の動きを当初から監視していた米軍の救出の申し出をも断っている。いち早く御巣鷹山に到着していた米軍のヘリ部隊には、当然暗視装置が装備され夜間の救出活動が可能であった。今も昔も面子を気にするが故に尊い人命が失われることに変わりがない、何とも嘆かわしい。この事故の後、自衛隊の暗視装置導入が始まった。軍隊は国民の生命・財産を護る為に存在する。決して戦うだけの組織ではない。
□ 2011/10/14 被災した飼い犬の今後は…

五代将軍徳川綱吉の時代、中野・四谷・大久保に野犬を収容する巨大な犬舎が数々建設された。中野のものは特に大きく、28万坪の敷地に290もの犬舎が建てられたと云う。飼育された野犬の数は5~10万匹にもなった。幕府はこの餌代捻出の為、「犬税」が新設せざるを得なかった。綱吉が犬公方と呼ばれた所以でもある。
「生類憐みの令」とは成文法として存在するものではなく、何度か出された「お触れ」の総称だ。犬が対象だと思っている者が多いが、猫、魚、鳥、虫もその対象になった。ドブ掃除もボウフラが死ぬからと禁止された。綱吉の前で額にとまった蚊を殺した小姓は切腹させられている。何とも信じ難い悪法だ。


今、東北の被災地では犬に限らず多くのペットが保護され、飼い主や新たな引き取り手を待っている。被災したのは人ばかりではなく、動物もまた同じだ。然しながら、この状況が何時まで続けられるかと言うと、それは難しいと言わざるを得ない。保護する施設も然ることながら、それを維持・管理する人員や餌代、診療費や薬品代の負担は誰がするのか。
マスコミの目があるので今は積極的に保護されているが、一昔前ならとっくに殺処分されていたことは言うまでもない。東京でも迷い犬や猫は一時的保護されても、その多くが数日で殺処分されている。「可哀そう」だと言う情緒問題の前に、これは社会に突き付けられた現実的な経済問題だ。お金の為に命が消えてゆくのは何とも耐え難いが…


▲朝日新聞:東日本大震災で被災したペットのために募金に応じるドッグパーティーの参加者=6月8日午後6時47分、東京都港区、上田潤撮影

□ 2011/10/02 彼岸花

曼珠沙華(マンジュシャゲ)は サンスクリット語の manjusaka を音読みしたもので、彼岸花のことだ。夏の終わり頃から秋の初めにかけ、枝も葉も節もない独特の花茎を地上に突出し開花する。殆どが赤い花を付けるが、中には稀に白いものもある。全草有毒な多年生の球根性植物だ。球根で増える群生していることが多く。そう簡単に群生場所が拡がるようなことは無い。


全草有毒ではあるが故、小動物に荒らされないように昔は墓場(土葬の時代)に多くみられた。全草毒のシキミと同じ使われ方をしたようだ。今は街中のアチラコチラで見掛けるようになった中国渡来の植物だ。


有毒ではあるが鱗茎は薬となり、いざと言う時には救荒食にもなる有用な植物だ。食用に球根をすり潰しその澱粉を食用にする。毒は水溶性毒素のアルカロイドで、これは何度も流水に晒すことで毒性を除くことができる。しかし救荒食とするには余りにも少ないと思うが…
□ 2011/09/29 福島原発事故以降にポーランドで原発関連法案が9割の賛成で可決

ドイツやイタリアが脱原発の方向へ向かう中、ポーランドでは初の原発導入に向けた準備が本格化している。ポーランドでは福島原発の事故があった以降の6月に、国会で原発関連法案が9割の賛成で可決され、20~22年までに2基の原発を建設する予定でいる。
同国の発電量の約9割を旧式の火力発電所に頼っている。しかしEUの環境規制により、温室効果ガス(CO2)の排出削減を迫られている。安全保障の観点からもロシア一国にエネルギーを握られたくない本音もあるのだろう。、原発導入に加え、天然ガスや石油の輸入先をペルシャ湾岸やアゼルバイジャンに広げたい意向でもあると云う。唯一の選択肢だったのだろうか。
□ 2011/09/28 上海地下鉄事故・またもや信号システムの不具合か

中国上海市の市営地下鉄で追突事故が発生した。中国での地下鉄網は今や世界一の規模に達している。しかし死者を多数出した浙江省温州市の高速鉄道事故はついこの間のことだ。それがまたもや追突事故だ。
この地下鉄の路線は急停車や停車位置の修正も日常茶飯だったと云う。そして止めが信号システムだ。事故った高速鉄道と同じ会社の設計によるものだ。システムには根本的な欠陥があるようだ。


事故のあった路線では、ホームから天井までを仕切るようにホームドアーが設置されている。まるで「ゆりかもめ」のホームのようで、傍目には至極安全には見える。ただ、列車は動くもの。多数の列車を制御するシステムは基本中の基本だ。安全に運航出来て始めて成果を誇れる。
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