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□ 2010/10/31 反日デモと反日教育の意味

連日、中国の反日デモの様子が報道される。何処となく冴えない連中が中心になっている。その殆どが「蟻族」と言われる若者が中心だとされる。プラカードの内容も最近は「尖閣問題」から「国内問題(政府への不満)」へと様相を変えつつある。これに中国政府はかなりピリピリしているようで、多数の武装警官を配置して監視している。放置しておくと天安門事件の二の舞になり兼ねないからだ。
故に中国国内では反日に限定された報道になり、反政府的なものは一切報道されることがない。デモの目撃者によると、反政府のプラカードを掲げた者は、即刻どこかに連行されてしまっている。
中国では対外的には、表現の自由や結社集会の自由があるとされている。全くの出鱈目であることは言うまでもない。政府にコントロールされないデモが鎮圧される様は今までに何度も見てきた。その最たるものが天安門事件だ。
突入する戦車に立ち向かう市民

民主化を叫ぶ民衆
扇動し易い民衆を使い政敵を弾圧するのは、中国に限らず専制国家のお家芸とするところだ。カンボジアのクメールルージュによる知識層の大虐殺や、中国の紅衛兵による知識人の抹殺はまだ記憶に新しい。民主主義国家ではないので、これらの蛮行が当たり前だと言われれば、それまでなのだが…
言われ無き「反日」は、明らかに中国共産党により故意に創り出されたものだ。そのきっかけは盛り上がり見せた民主化運動だ。
この民主化の動きを鎮圧し、政権の延命を謀ることが中国共産党の最優先事項となった。おりしも天安門事件が発生した時代と反日教育が始まった時期とが符号する。民衆のエネルギーを「反日」と言う形で日本に向けさせることにより、不満のガス抜きを行い政権の安定を目指したのだ。つまり「反日」は民主化運動沈静化の一種の保険だと言える。国外に敵を作り国内を固めることは、中国が古くから行ってきた常套手段だ。
日本の国旗を燃やし規制を上げる民衆
この時の徹底した反日教育が今になって裏目に出ている。光州事件(韓国)や天安門事件のように、軍隊による武力鎮圧も当然できるが、責任ある国家として国際デビューを果たしたい中国にとっては、中央の意に反し過激な行動に出る民衆は甚だ厄介だ。辺境の地で発生したデモならともかく、都市部でのデモを海外メディアの目から隠すのは不可能だ。
中国でのデモや報道は、全てに裏の顔があると思って間違いない。資本主義的経済を導入する一方、共産党の温存を図る現状では、多くの内部矛盾を孕むのは至極当然で、民衆の不満は爆発寸前までいっている。。上海のような大都市では年収1000万円(日本円)を超えるものが多くいる一方、地方では未だに多くの民が5万円程度の年収に甘んじている。ましてや成功者の多くが共産党幹部の子弟では、一般民衆から不満が出ても当たり前だろう。
今は気にせずほって放っておくのが最良だが、この状況が破綻するのは目前だ。強大な国家が倒れる時、世界に及ぼす影響はリーマン・ショックの数倍では収まらないだろう。なんとかソフト・ランディングして欲しいものだ…
□ 2010/10/28 ハイボール

最近ハイボールなるものが流行りだしている。居酒屋では既に定番メニューだ。濃さを自由に調整できるのが有り難いらしく、女性にも大いに受けている。水割りと違い炭酸が弾ける時にウイスキー特有の香りが広がる。ウイスキーの「暗」のイメージを見事に「明」にしてしまった成功例だ。
一般にソーダ水で割ったウイスキーをハイボールと呼ぶが、最近はソーダ水で割ったアルコール全般に「ハイ」を付けたがる。誰が最初かは知らないが、カクテルの世界ではウイスキーを使ったものだけに「ハイ」を付けるのが慣わしで、それ以外のものに「ハイ」は使わない。コーラで割ったコーク・ハイは正しいが、酎ハイはおかしい。語源については諸説あるが、欧米ではハイボールではなく「ウイスキー・アンド・ソーダー」と呼ぶのが普通だと聞く。


日本人はビールでもウイスキーでも冷し過ぎで、旨さを半減させてしまう傾向がある。水割りもハイボールも氷をタップリと入れる。これでは本来のコクも、旨味も、香りも台無しになる。
舌にはTRPA1(トリップエーワン)という温度センサーがあり、18℃を下回ると活性化する特性がある。つまり、口に入れたものが18℃を下回ることで脳は初めて「冷たい」と感じることができる。何も冷やし過ぎる必要はない。
好みもあるが、水割りは室温(暖房無しの冬の室温程度)のウイスキーと室温の水とを同割りするに限る。こうすることにでウイスキー本来の味が楽しめる。是非一度この飲み方を試して欲しい。ウイスキーの良し悪しがハッキリする「納得!」の飲み方だと判る筈だ。
スナック・バーやコンパが巷に流行出した当時、舶来(死語?)のウイスキーは恐ろしく高価だった。もっぱら庶民はレッドやハイニッカ等の安物で我慢した。これをカウンターでケチ臭くチビリチビリやるのだ。当時は水割りやハイボール等と言う飲み方をせず、男はストレートかオンザロックだった。
チョット余裕のある者はホワイトで、角瓶は稀だった。ましてやオールドともなると周囲に羨望の眼差しで視られた。まさに「ハハァーお代官様!」の世界だった。
ジョニーウォーカー(赤)は神棚に鎮座し、黒は何者の時代だった。本場でも安酒の赤が何故あれ程までに有り難がれたのか。恐らく「舶来品だったから」だけがその理由だろう。ジョニーウォーカーもブルーラベルまで行くとメチャ旨い。
長く飲食業に携わったせいか、日本に輸入された大半のスコッチは飲んだ経験がある。今でもお気に入りはローヤルサルートの21年だ。それも正規の43度品に限る。並行輸入物のヨーロッパ仕様(40度品)は廉いが品質的にイマイチだ。
□ 2010/10/27 韓国初のF1が開催されたが…
F1

2010/10/24、韓国で初めてのF!が韓国インターナショナル・サーキットで開催されてた。サーキット建設が遅れに遅れ、開催が危ぶまれたが、突貫工事でどうやら開催に漕ぎ着けたが、多くの問題を抱え今後に課題を残した。激しい雨と滑り易いコースの影響で、レースは予想外の結果に終わった。本命のレッドブルの2台ともリタイア。ウェバーもベッテルもノーポイントで終わった。待望のカムイは何とか8位でフィニッシュ、皇帝シューマッハは鬼神の走りで4位入賞を果たした。
F1
今年でブリヂストンがF1から撤退することを正式に決定した。誠に残念だ。ホンダ、トヨタに次ぐ日本メーカーの撤退だ。不景気とは言え何とも淋しい限りだ。
FIAはブリジストンに代わる新たな供給元を探しているようだが、ミシュラン、グッドイヤー、ピレリといったF1にタイヤを供給した老舗メーカーは全て復帰の可能性を否定している。どうやら韓国のクムホが名乗りをあげたようだが、技術的に大丈夫なのか心配だ。F1は特殊な仕様のタイヤを必要とする。データの蓄積なしで供給できる程甘くは無い。確かにクムホはF3やGTカーではタイヤの供給経験がある。しかしネェ…

SC
SCが滑ってコースアウトしてしまった前代未聞の珍事が発生

 韓国インターナショナル・サーキットは新しく作られたコースだが、エスケープ・ゾーンが狭く、コンクリート・ウォールがコース際まで迫っていたり、タイヤ・ウォール設置箇所が少なかったりと、開催できたのが不思議な位の駄目コースだ。ドライバーの命が掛かっているだけに、次回は危険箇所が改善されていることを期待したい。
□ 2010/10/26 東京にも秋が来た

ここのところ急に気温が下がってきた。いよいよ秋がやってきたようだ。
秋の付く言葉は多いようで案外少ない。食欲の秋・読書の秋・スポーツの秋・芸術の秋等と、探せばいくらでも有りそうだが思いつくものはそう多くない。
実際には、秋刀魚・秋千・秋月・秋収・秋水・秋天・秋分・秋気・秋江・秋光・秋色・秋作・秋声・秋芳・秋冷・秋雨・秋河・秋官・秋季・秋波・秋杪・秋旻・秋郊・秋思・秋信・秋風・秋宵・秋娘・秋扇・秋陰・秋雁・秋蛩・秋葉・秋陽・秋節・秋審・秋潦・秋興・秋憲・秋霖・秋霜・等々とかなりある。さてさてこの中でどれが読め、どれが読めないのか。半分読めれば日本人としては及第点がもらえるかも知れない。それほど今では使われなくなった言葉が多い。意味となったら更に難しい。

公園の紅葉
夏ミカン
アサガオ

漢字のことはともかくとして、東京もいよいよ秋の気配が濃厚になってきた。予想通りの短い秋になりそうな気配だ。公園内でもボチボチ色付く葉が出てきたが、一方では未だに朝顔が咲いている場所もある。全く変な年だ。
散歩途中の花梨(かりん)はまだ色付いていないし、最近見つけた夏みかんはまだまだ真っ青(当たり前か…)のままだ。
□ 2010/10/25 牡蠣(カキ)はオスしかいない?

夏の岩ガキを除くと、これからが牡蠣の本格シーズンだ。殻付きの牡蠣(カキ)にこしたことはないが、剥き身でも充分に楽しめる時代になった。生で食べるなら三倍酢にモミジオロシが最高だ。火を通すのであれば迷うこと無く天麩羅を選ぶ。火を通すにも使う素材は生食用に限る。牡蠣臭い牡蠣は鮮度が悪い証拠だ。揚げたてに塩とカボスが何とも旨い。
ところでこの牡蠣(カキ)という字には、何故か牡(オス)の字が当てられている。何故だろう?
牡蠣には雌雄の区別は無いのだろうか。確かに昔は雌雄の区別は無いと思われていた節がある。牡蠣は岩に張り付いて、剥がそうとしても剥がれない場合が殆どだ。つまり、牡と牝が出遭う機会が無いのに子を産んで増えるので雌雄同体だと考えたようだ。それなら何故「牝」の字を当てずに「牡」だったのかの疑問は残る。
牡蠣

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