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□ 2011/04/30 福島原発4号基の燃料に損傷無し

昨日、メインマシンのグラフィック・ボードが不具合を起こした。以前から挙動がおかしい時があり、気にはしていたが、昨晩ついにエラーを吐いて止まった。ボードへの電源供給に問題が発生したらしい。昔からグラフィックはオンボードのマザーを使わない。しかし、このような事態になると起動のしようが無く、甚だ不便だと感じた。もう1台同じ仕様のシステムを持っているので、ハード・ディスクを全てそちらのマシン移設し、何とかブログを更新できるようにはなったが、6枚のハード・ディスクの中、まだ重要なデータの収まった1枚が認識しない。
東電は29日に福島4号基の核燃料貯蔵プールの映像を公開した。ココ→FUKUSHIMA-05
公開された映像は28日にコンクリート圧送車のホースを遠隔操作し、先端に取り付けた水中カメラで撮影したものだ。水温が高く長時間の撮影が出来ず、今後は機材を変えて更に詳しく撮影をすることになっている。新たに放射性物質が放出されている状態ではないとされるが、水温は88℃と未だに高く、冷却水の注入は今後も続くことは確かだ。


また、採取した貯蔵プールの水に含まれる放射性物質の分析結果も公表した。ヨウ素は1cm3当たり27ベクレルに減少し、セシウム134と137も5~6割程度に下がったとのことだ。
東電が発表する数値は意図的に操作が行われる。今回も数値が小さく感じられるように単位を操作した形跡がある。発表は1cm3当たりだが、これが1m3だと何とその1.000.000倍にもなる。つまり、ヨウ素は1m3当たり27.000.000ベクレルあったことになる。故意に数値を小さく見せたのか…全く何処までも姑息な連中だ。
□ 2011/04/29 やっと認めた本当の発電量

2011/04/28、東京電力会長(勝俣恒久氏)は初めて揚水発電に触れ、夏場の電力供給量を5200万kw確保したと発表した。と言うよりは「シブシブ認めた」が正しいだろう。
元々東電が公表していた電力供給量には、揚水発電が全く含まれていなかった。故意か何かは知らないが、東電は原発の余剰電力を使い揚水発電ポンプを動かすからと説明していたが、水力発電所内のポンプが必要とする電力を自前で調達できず、わざわざ原発の電力を使う必要などどこにもない筈だ。
東電の発電能力は元々7500万kwを超えることは、2011/04/24の「東電の発表より遥に多い総発電量」で既に書いた。そこから福島原発の発電量を差し引いても、当初から計画停電の必要は無かった。電力危機を演出することで、金の卵の原発温存(既存・計画中を含む)を謀ったのだ。

奥多摩の小河内ダム下流に位置する白丸ダム(揚水発電所)

これから、政府や東電により情報が小出しされてくる筈だ。過去に行ってきた原子力発電に関わる様々な情報操作は既にバレているものが多いからだ。
□ 2011/04/89 避難口誘導灯と通路誘導灯

最近のビルは不意の停電に備え、非常電源が用意されている。停電時は自動的に非常電源に切り替わり、一定の時間は避難できる明るさを保つことができる。例え、非常電源への切り替えに支障が出ても、避難口誘導灯と通路誘導灯はバッテリーでのバックアップがあるので、これが消えることはまずない。薄暗くとも助かる。あとは標識に従って落ち着いて外に出るのが非常時の対処法だ、
ところで、避難口を示す標識や非常灯には、緑地に白で文字やイラストが描かれたものと、白地に緑で描かれたものとがある。緑地に白で描かれているものを「避難口誘導灯」と呼び、白地に緑で描かれているものを「通路誘導灯」と呼ぶらしい。外に逃げなければならない時は、双方の標識があった場合、迷わずに緑地に白で描かれた標識を選ぼう。つまり「避難口誘導灯」は外に最も近い出口だといえる。


避難口誘導灯と通路誘導灯は、設置された室内(または通路)の何処からも容易に見通すことができ、且つ識別できることが条件となっている。詳細に関しては、昭和36年4月1日自治省令第6号(平成22年12月14日総務省令第109号・改定)の、「消防法施行規則」の「誘導灯および誘導標識の基準」に定められている。双方の違いを知っておいて損はないだろう。
…しかし、上は非常口を示す標識だが文字が緑なので、これは通路誘導灯か?因みに「非常口」と書かれている。
□ 2011/04/27 4号基の燃料棒貯蔵プールで水漏れ?

福島原発でまたまた面倒な事態が発生した。連日放水車で注水し続けている4号基の使用済み燃料貯蔵プールの冷却水が、計算通りに貯水出来ていないらしいことが判明した。原因はどうやら水漏れらしい。この4号基は地震発生時には停止中で、燃料棒は全て貯蔵プールに移されていた。燃料棒の数は1~6号基の中では最も多く、また熱量も高い。この貯蔵プールでの一日の蒸発分 70tを除いても、12~48t/day の冷却水が失われているらしい。騙されているのにも係わらず、貢いで貢いで捨てられるバカな男に似ていなくもない。


発表によると、原子炉建屋内へ漏水は確認されておらず、プールと原子炉を繋ぐ部分の破損等により炉側へ流出している可能性が高いらしい。事故以来40日以上も経つのに全く間抜けな話しだ。また注水量そのものの計算が違っていたとの間抜けな話しもある。全くどうなっているのだ!
□ 2011/04/26 和蒲公英(和タンポポ)と西洋蒲公英

今の季節はそこかしこに黄色いタンポポが咲き乱れている。黄色の蒲公英(タンポポ)はそのほとんどが外来種の西洋蒲公英だそうだ。在来種を探してはいるが、ついぞ見かけない。東京では全滅したのかも知れない。何故か、外来の生物は生命力が強く繁殖率が高いものが多い。夏の子供の遊び相手のザリガニも今や外来のアメリカザリガニが全盛で、在来種は北海道の一部を残し全く見られなくなった。
タンポポ属は、日本に約22種、世界には400種程ある。外来の西洋タンポポは単為生殖(受粉無しに種子を作る)のものが多い。、繁殖率が高いのがうなずける。稀に正常な花粉を作り出すものもあり、これが在来種と交雑し外来種の遺伝子を持つ種子を作らせる。このことから、稀に正常な花粉を作り出すものを、盗賊種(Compilospecies)とも呼ぶ。他人の嫁さんに子を孕ませるような不届きな奴だ。

http://madamuyan.exblog.jp/12624580/

西洋タンポポは、もともと食用として北海道で栽培されたのが最初で、それが全国に広がってしまったようだ。食用で移入したものなので、当然のこと食べられる。食べるのは花が咲く前の葉で、サラダやお浸しにすると良い。根はローストして代用珈琲、花は酒の原料ともなる。茎は中空なので子供の頃はシャボン玉遊びのストロー代わりにした。切ると白い液がでるが毒ではなかったようで、こうして未だ生きている。
ワタ帽子ができると、ひときわ高く伸び、遠くまで種子を飛ばす準備をする。写真のものは約30cmもあった。一説には、風の無い時には頭を下げ、風が出ると頭を上げ、より遠くへ種子を運ぶようにプログラミングされていると云うが、確認はしていない。
□ 2011/04/25 原発敷地内汚染地図

昨日(4月24日)東電は福島原発敷地内150地点の毎時の放射線量を記録した地図(13日PM5:20現在)を公表した。公表の目的は何かの言い訳として利用する魂胆が見え見えだ。原発事故の収束に向け、過酷な環境で作業する多数の作業員の無地を祈らずにはいられない。

拡大画像(PDF)


□ 2011/04/24 東電の発表より遥に多い総発電量

数日前、奥多摩出身の友人と地元でお茶をした。話題はやはり地震と原発、そしてこの夏に予定される計画停電と、最近余り報道されなくなった東電の発電可能量だった。
今まで、東電も政府も発電量が絶対的に不足だとあらゆるメディアを介して喧伝してきた。しかし、急に口をつぐんだ。メディアは横一列で発電量にう関して触れなくなった。東電からメディアに流れる資金は、年間2000億円を下らないと云う話しもある。メディアはスポンサーの無言の圧力に屈したとしか思えない。


震災で停止した火力発電所も徐々に復旧しだした。大型工場は操業時間を逸らす工夫をしているし、自家発電を積極的に活用している。都会の商業施設も軒並み節電モードに移行し、街に賑わいと活気が失われて久しい。節電に協力する家庭もかなりの数に登る筈だ。そして、計画停電の話しは消えた。電力は余力を残して足りてしまった。
今日は暖かで天気も良かったので、吾野に墓参りに行ってきた。電車内は節電と称して照明が消されていた。駅構内も薄暗いが特に気にもならなかった。だが、今まで明るかったものを暗くしても、運賃に変わりはない。その辺はどうも納得がゆかない。何か節電の目的が電力不足から何時の間にか単なる経費節減にすり替わったような節がある。
所詮企業が考えることはこの程度なのだろう…節電もエアコンが必要な夏には再び声高に叫ばれるのだろう。しかし今現在は供給量が需要量を完全に上回っている状態が続いている。


日本の総発電量に原発の占める割合は約30%だと云われる。これはピーク時の電力需要の増加分と等しい、つまり、ピーク時を除くと電力は全く不足していない勘定となる。それに東電の発表より日本の総発電量は実際には遥に多く、それは7500万KWに達するとの指摘もある。となると、原発は無くとも電力は充分に足りていることになる。かつて日本ではピーク時でさえ電力が不足したことは一度も無かったとさえ云われている。
全くおかしな話しだ。ただ原発は所謂「産業複合体」で、多くの企業がそこから多大な利益を得ている。無くとも大して困らないことが証明されつつあるが、今更止められない事情もあるようだ。
無くても良いものなら危険を冒してまでこれ以上建設する必要はないだろう。現在、長期停止中の横須賀火力発電所では8基中4基を稼働させる計画だが、残りも早期再開可能だと云われている。
ただ化石燃料には二酸化炭素排出がどこまでも付き纏う。かと言って、大型ダムは周辺の岩盤に強大な圧力を加え、岩盤に小さなひび割れを多数発生させ、小さな群発地震の原因になるとも云われている。また、ダムの建設は生態系への影響が大きく、住民や居住地の移転と言う難しい問題も抱える。雨量等の不確かな自然条件に左右され、上流から流れ込む土砂を取り除く作業も避けては通れない。それ故か、欧米では水力発電は決してクリーンなエネルギーだと認識されていない。何か原発に代わる発電方法を新たに考えねばならない時期になっていることは確かなようだ。


しかし、今すぐに必要なエネルギーは一朝一夕では得られない。風力発電は次世代の主力発電方法になる可能性は高いが、まだまだ乗り越えねばならない問題も山積している。今は取敢えず、原発には頼らず火力発電、水力発電(揚水発電を含む)で凌げるシステムを社会全体で考えて行きたい。
今日、東電の会見には原子力保安院が認めたメディア以外の参加を認めないとの発表をした。今更何を誘導しようとしているのか。
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