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□ 2011/07/14 西へ振り分ける余力(?)がある東電の発電量

猛暑が続く中、不足不足と騒がれた電力の供給量は、常に需要量を上回ってきた。企業や家庭での節電がある程度の効果をあげているのだろうが、それにしても東電が発表する数字はインチキ臭い。


驚いたことに東電の西沢社長は、電力不足が予想される関西方面への電力供給の可能性を示唆した。もう何度も書いたが、東電の電気供給量が使用量を下回ったことなど一度もなかった。東電館内の大企業は結構高い自家発電能力がある。ピーク時はこの電力を活用することで凌げる。一説には自家発電の総発電量は2000万kw/hを下回ることは無いらしい。
□ 2011/07/14 販売終了で売れるMDウォークマン

SONYの NET MD WALKMAN MZ-N1 は、今は殆ど使うことが無くなったが、再生専用のものと録音再生可能なものとを2台所有している。これが登場する以前は耐衝撃性で防水性能のある CD WALKMAN を使っていた。ただCDを多数持ち運ぶのは面倒だった。MDになるとメディアの持ち運びが多少は楽になったが、「格段」とは程遠いものがあった。また著作権でガチガチのファイル転送は面倒だ。音質は今のMP3プレイヤーとは比べ物にならぬ程に良い。しかし携帯性を考えると何れはMP3だろうとは感じていたが、ついに販売を終了することになった。現在、妻と娘はSONYのMP3プレイヤーを使っている。


外出時はコードが邪魔なのでもっぱら NWD-W253 を愛用している。この機種は、ドラグ&ドロップにも対応し、Windowsのメディアプレーヤーから直接書き込みも出来るので、使い勝手は悪くない。主にジャズとボーカル専用として使い分けている。しかし、クラシックを聴く場合には MD WALKMAN と決めている。音質の差は大きいからだ。
今この MD WALKMAN が売れているらしい。誰にも見剥かれずに消えてゆくものが多い中で、「有終の美」を飾れるのはSONYの技術あってのことだろう。
□ 2011/07/08 九州電力の「やらせメール」

九州電力社長は8日、玄海原発再稼働に向けた住民説明会で、再稼働支持の「やらせメール」を本社や子会社に求めていた件で、経済産業省を訪ね謝罪した。下はその「やらせメール」での指示内容だ。

本件については、我々のみならず協力会社におかれましても、極めて重大な関心事であることから、万難を排してその対応に当たることが重要と考えております。
つきましては、関係者に対して、説明会開催についてご周知いただくとともに、可能な範囲で、当日ネット参加へのご協力をご依頼いただきますよう、御願い致します。
説明会ライブ配信websiteにアクセスの上、説明会の進行に応じて、発電再開容認の一国民の立場から、真摯に、かつ県民の共感を得うるような意見や質問を発信。
なお、会社のPCでは処理能力が低いこと等から、是非、ご自宅等のPCからのアクセスを御願い致します。



九州電力が再稼動の行方に危機を感じていたことが読み取れる内容だが、幾ら何でもこれはマズイだろう。特に「…会社のPCでは処理能力が低いこと等から、是非、ご自宅等の…」と確信犯的なお願い(強制?)をしている。
会社のPCはセキュリティー上、各自が直接インターネットに接続するのでは無く、専用のサーバーを介して外部に接続させていることが多い。専用のサーバーを介さない設定でも、何台ものPCがあれば必ずルーターを介す必要がある。いくら別人を装っても、容易に℃同一発信元であることが特定されてしまう。自宅からなら10人でアクセスすれば10件の異なるIPだが、社内のPCでは何十人がアクセスしようともたった一つのIPだ。「…会社のPCでは処理能力が低い…」云々はネットの仕組みを知る者の仕業だ。手段が余りにも姑息だ。
記者会見は正義感ぶった社長の語り口が何とも偽善者っぽく不愉快だ。
□ 2011/07/04 15%カットの意味

「15%節電」が国民に大きな誤解を与えたままスタートしてしまった。家庭では小まめに電気製品の待機電源をカットしたりしている。支払う電気料金の節約にはなっても、15%節減には大した効果は得られないだろう。そもそも電力はピーク時を除くと充分な供給力がある。政府が求めるのはピーク時の15%カットで、一日の中で15%カットすることとは全く違う。
我が家では余程のことが無い限りエアコンは使わないが、湿度が高く無風の日は別だ。ただ、使う場合も29℃設定で必ず扇風機を併用する。代わりにエアコンは連続運転だ。一見無駄のようだが、切ったり入れたりを頻繁に行うより、電気の使用料は遥かに小さい。何故なら、室内は既に除湿された状態だし、29℃の室温設定は高いので、エアコンは送風状態の時間が結構長い。
エアコンや冷蔵庫、ポットの類は起動電力が大きい点を忘れてはいけない。しかし、お年寄りは正直にエアコンを切ってしまう。これは危険なので政府は止めるようアナウンスして欲しい。エアコンを切ると室温は一気に上昇してしまう。15%の節電が求められているのはピーク時の話しだ。ピーク前に室温を充分に下げておけば、設定温度が高めでも、一度下がった湿度や温度は熱中症を防ぐ効果を発揮できる筈だ。決して倒れるような耐え難いような暑さにはならない。東電の都合で死んではつまらない。上手に電気は使えば良い。
□ 2011/07/02 Youtubeに公開されたUFO

6月24日、イギリス BBC Radio1 の建物上空のUFOの動画が Youtube に公開された。6月24日に撮影され、26日に公開されたものだ。映画制作関係者のアカウントで投稿されたものだったので、「偽」だとの見方が強い。録画されたメディアを調べれば真贋は簡単に判断できる筈だ。
どちらにしても、この動画のように遠くではなく、間近(海辺のパラソルを見上げた大きさ)でUFOを観察したことがある者としては、本物であっても不思議ではない。



□ 2011/06/30 河と川

年々梅雨時の雨が酷くなってきている。特に九州方面は気の毒になる程の激しい雨に見舞われた。もともと西日本の梅雨はドシャ降りが多いらしいが、最近は東日本でも大降りになることが多くなった。これも温暖化の影響なのか知らん。
日本は国土が狭いので大雨の時は、河川の水位が一気に上昇する。海へ注ぐまでが短く傾斜もきついので、増水するとたちまち荒れ狂ったような濁流となる。東京には荒川と多摩川の2本の大河(?)が東京湾に注いでいる。両河川とも増水で堤防が破れたことは未だ無い(一部損壊はあった)が、荒川の堤防が決壊するようなことがあれば、江東区等のゼロメートル地帯は水面下に沈むらしく、東陽町は5Mの水中に没すると云う。
「河川」の「河」と「川」はどちらも同じ意味の言葉が重複して使われているが、「河」の字が付く河川は運河を別にして日本には一つも無い。日本で「河」の字を使うのは外国(主に中国)の河川だが、最近はその違いも無くなっている。
中国では北部と南部で「河」と「江」を使い分けている。代表的なものは北部を流れる「黄河」で、南部は「長江(揚子江)」だ。また流域の面積による違いもあるようで、「江」は「川」の凡そ100倍、「河」は50倍だとされる。中国式で行けば日本には「川」しか存在し得ない。
古代朝鮮の百済では「川」に「カワ」の音を当てていた。何でも半島由来にしたがる輩もいるが、それが日本の「カワ」になった訳ではない。奈良時代の「和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)」 には「河(か)は川のことで加波(かは)という」と記されているし、「古事記」 にも、夜麻志呂賀波(ヤマシロカワ)のように「賀波」という音が当てられている例がある。
□ 2011/06/29 情報弱者

情報弱者(information shortfall)と言う盛んに話題に上る新しい概念がある。世の中には便利な通信技術(インターネット等)を利用できる環境が無い、またはその利用に疎い、若しくは経済的な事情で利用には困難を伴う人達は結構多い。
現代は情報の時代だとも云われ、図書館を幾つも廻っても、容易には得られなかった情報を、居ながらにして手にすることが出来る。多少の語学力さえあれば、それこそ世界中の情報を検索することもそう難しいことではない。ところが、通信インフラの整備が遅れている離島や山奥等の地域、一人暮らしの高齢者、極端な低所得者、視聴覚に障害のある人達等は、現代の便利な情報通信の恩恵に浴することは殆ど無いと言っても過言ではない。特に高齢者は通信技術の発展に完全に取り残されていることが多く、極端な低所得者では経済的にその利用が困難な場合もある。また視聴覚に障害のある人達に到っては、有志のサポートや特別なソフトが無いと難しい。離島や山間部では経済的見返りが少なくインフラ整備は思ったようには進まず、通信事業のユニバーサル化が急がれる。


最近の目覚しい技術の進歩は、余りにも急激に発展をしたので充分な社会的なコンセンサスがとれておらず、ある意味「優しくない」面も多々ある。TVやラジオは使えてもPCとなると全く別次元だ。将来的には全ての操作が対話式で動作する時代が来るのは必至だが、まだまだ先のことだ。情報弱者は情報を自由に活用できる人達と比較すると、社会的や経済的な面で格差が生じ易く、またその差がどんどん拡大して行く恐れがある。この格差が拡大してゆくことを「デジタル・デバイド」と呼び大きな問題となってきている。
何故このようなことを書いたかと言うと、音楽好きな同僚がチケット確保に積極的にネットを活用しているからだ。チケットの確保には特定業者に会員登録(有料と無料がある)することが最も確実で、会員になると有益な情報が提供され、チケットの購入もスムースに運ぶ仕組みになっている。
当然「無料会員」より「有料会員」の方が優先順位は上になる。そして多くの者がこのようなサービスを利用してチケットを購入している。ポスターが貼りだされる頃にはチケットは完売となっている場合すらある。音楽好きの情報弱者(高齢者)には手に入り辛い時代になっているのだ。理不尽だとしか言いようがない。
□ 2011/06/28 逆効果だったサマータイム制や計画停電

東電と政府懸命のアナウンスにより、家庭や産業界では様々な電量消費節減対策が講じられているが、サマータイム制の導入や暑い最中の打ち水等は、消費電力低減にはならず、逆に電力消費を増やす結果となることが産業技術総合研究所の研究で明らかになった。また、電力需要が供給量を上回る事態が想定された場合、実施される計画停電も実際の効果は薄いとのことだ。この計算には「AIST-CM-BEM」と言うシュミレーション・システムが使われた。


詳しくはコチラ→ 独立行政法人産業技術総合研究所 安全科学研究部門
□ 2011/06/28 漏水で循環冷却を中断

東京電力は28日「循環注水冷却」で見つかった漏水で、またまた作業が中断した。浄化装置は440基のタンクを総延長約4kmにも及ぶ配管で繋ぐ、接続箇所が多ければその分問題が起こる確率は高くなるのは必然だ。12日と17日にも点検は実施している。しかし、27日の再稼動開始(午後4時20分)直前にはチェックを行わなかったと云う。
今回の水漏れは、流量調整でホースの水圧が高まったことが原因だとされる。水漏れ前にも流量計が変だとのことで運転を一時中断していたが、再稼動後に作業員が調整弁を操作したところ、ホースが外れ処理水(約30?)が噴出したらしい。最終段階だったので環境に影響は無い(?)とのことだが、作業員は大丈夫だったのだろうか。
諺に曰く「百里の道は九十九里をもって半ばとす」だ。再開は29日以降になってしまうようだ。


今回の水漏れは、流量調整でホースの水圧が高まったことが原因だとされる。水漏れ前にも流量計が変だとのことで運転を一時中断していたが、再稼動後に作業員が調整弁を操作したところ、ホースが外れ処理水(約30?)が噴出したらしい。最終段階だったので環境に影響は無い(?)とのことだが、作業員は大丈夫だったのだろうか。
諺に曰く「百里の道は九十九里をもって半ばとす」だ。再開は29日以降になってしまうようだ。
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