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□ 2011/11/15 何故今なのか

福島原発の事故で「大気中に放出された放射性物質が西日本や北海道にも拡散している」との解析結果を日米欧の研究チームが纏め、15日に正式に発表されることになった。放射性物質の拡散状況は文科省の観測傾向と一致するとされるが、福島から遥か遠くの岐阜や中国、四国、北海道にまで拡散している可能性が示された。
問題はその発表が「何故今なのか」だろう。東北の農産物の風評被害が激しいので、全国に放射性物質が拡散していることを示すことによって「風評の希釈」を謀っているのではないかと疑いたくなる。拡散状況の推測は事故直後には既にできていたのだから…
□ 2011/11/13 日本がブラジルにストレート勝ち

五輪出場権を賭けて行われている熾烈な戦いで、何と日本は世界ランキング1位のブラジルにストレート勝ちをした。井上、山本のベテランを欠いた中で、久光製薬スプリングス所属の岩坂名奈の活躍が特に目立った。当初はピンチサーバーでの起用だったようだが、蓋を開けたら何とも素晴らしい活躍を見せた、サーブの良さはもとより、打って良し、護って良しの働きを見せた。187cmの長身のブロックは大会2番目、サーブは4番目にランキングされた。今後の日本女子バレーを背負って立つメンバーの一人になって行くのは確実だ。次は東京に舞台が移る。楽しみが増えた。



□ 2011/11/08 マイコプラズマ肺炎の菌は0.22μm以下

マイコプラズマと呼ばれる細菌は細胞壁(ペプチドグリカン細胞壁)を持たない。その為に定まった形状が無く、可塑性がある。つまり、自由に形を変えることができ、大きさはインフルエンザ・ウイルス同様に大変小さく、0.22μmのフィルターをも通過する能力がある厄介な存在だ。
最近話題になるマイコプラズマ肺炎(非定型肺炎)は、5~12歳の幼児や学童が発症し易い肺炎で、マイコプラズマを原因とする。飛沫感染が主な感染源と云われ、閉鎖的な環境での発生率が著しく高くなる傾向がある。故に、保育園や学校等の環境では罹患率が高い。


日本では一昔前まで、判で押したように4年に1度(オリンピック開催年と一致)流行るので「、オリンピック肺炎」と呼ばれた時期もあった。近年では毎年のように小規模の地域的流行を繰り返す事例が多くなり、今までの発生傾向とは明らかな違いが見られる。国立感染症研究所に報告(全国約450の定点観測医療機関)された患者数は、昨年の11月10日~今月7日までに857人で、昨年の同時期より96人増加しているそうだ。
喀痰を伴わない所謂「カラ咳」が長期に渡り続き、夜間や早朝にこの傾向が強いのが特徴だと云われている。発熱も38.5℃を越える高熱が出ることもあり、頭痛や喉の痛み、吐き気や倦怠感等々と、所謂「感冒様症状」を呈するが、肺炎の割には身体症状は軽く、治療が遅れることが間々あるようだ。
それ故か、症状が重篤化し易い持病を持つ者や高年齢者向けに、ワクチン接種を勧めるCMを見かけるようになった。近年は症状が呼吸器中心から消化器症状を併発、もしくは消化器症状中心へと推移しているってきている傾向があり、その約15%は耐性菌だとされている。


喀痰を伴わない所謂「カラ咳」が長期に渡り続き、夜間や早朝にこの傾向が強いのが特徴だと云われている。発熱も38.5℃を越える高熱が出ることもあり、頭痛や喉の痛み、吐き気や倦怠感等々と、所謂「感冒様症状」を呈するが、肺炎の割には身体症状は軽く、治療が遅れることが間々あるようだ。
それ故か、症状が重篤化し易い持病を持つ者や高年齢者向けに、ワクチン接種を勧めるCMを見かけるようにもなった。近年は症状が呼吸器中心から消化器症状を併発、もしくは消化器症状中心へと推移する傾向が強く、マイコプラズマにとる感染は約15%は耐性菌によると云われている。

矢印の先がインフルエンザ・ウイルスの大きさだ

さてそこで、インフルエンザの場合と同じでマスメディアを利用しての防御方法だ。どれも馬鹿の一つ覚えのように「手洗い・うがい・マスク」だ。
「手洗い」や「うがい」、「マスク」の着用は如何に意味の無いことかを、このブログでも、姉妹サイトでも述べて来た。しかし、未だに気休めにもならない「嘘」を公共の電波で語る医師はどうすれば良いのか。下記は当ブログでのインフルエンザに関してのものと、姉妹サイトの記事だ。是非熟読して言わんとしていることを解かって欲しい。
 当ブログ内の」記事
 姉妹サイトの記事

2011/11/03 頭寒足熱

寒い夜に靴下をはかないと足先が冷えて寝られない「冷え症」の人は結構多いものだ。「足袋や靴下をはいて寝ると早死にする」との迷信もある。死に装束の足袋(左右逆にはかせる)からの連想だろう。また、日本では古来から寝床は神と接触する神聖な場所でもあるとされ、有ろうことか足袋をはいたままで寝るのは、神への冒涜になるとする説もある。しかし乍、寒い思いまでして我慢することはない。頭寒足熱は医学的の理に叶っている。
下の写真は戦後まもなくまで一般家庭で使われていた炬燵だ。中に炭や豆タンを入れ、上から布団を被せて寒い夜を過ごした。寒いからと布団に潜り込んで寝ると翌朝には頭がガンガン痛んだ。所謂「一酸化炭素中毒」だ。不幸にも死に至るケースもあった。


今年の冬も夏同様に節電が求められている。それ故か湯たんぽが売れている。上は信楽焼の湯たんぽだが例年の倍に売り上げを伸ばしている。金属やプラスチック製品と比べ保温力が高いのが好まれる原因ともされている。
湯たんぽの良さは、翌朝にまだ冷めきらない中の湯で洗面できる点だと思っているが、洗面所に湯が出るのことが当たり前のご時世では便利さを感じない者も多いだろ。
2011/11/02 報道陣への施設公開前にキセノンが検出された福島原発

1日、細野環境原発事故担当相は記者会見で、12日に福島原発を報道陣に公開すると発表した。政府と東電は事故収束への工程表である「ステップ2」を内外に印象付ける狙いがある。ステップ2が順調に予定通り進行していることを、マスコミを利用して喧伝するのが目的だ。
ところが、先月28日より2号基格納容器建屋で行っている放射性物質を含んだ空気の洗浄、除去を行う装置出口付近で、核分裂反応が起きた際に出るキセノン133と135が検出された。この放射性物質は半減期は短いが、僅かでも検出されれば規模の大小は別として、核分裂反応が始まっていると考えても問題は無いだろう。急遽ホウ酸水を注入し、現在は落ち着いているようだが、壊れた原子炉に「安定冷却」は無い。報道陣への施設内公開が薮蛇にならねば良いが…

チェルノブイリ並みの被害拡大は避けたい

ところが、先月28日より2号基格納容器建屋で行っている放射性物質を含んだ空気の洗浄、除去を行う装置出口付近で、核分裂反応が起きた際に出るキセノン133と135が検出された。この放射性物質は半減期は短いが、僅かでも検出されれば規模の大小は別として、核分裂反応が始まっていると考えても問題は無いだろう。急遽ホウ酸水を注入し、現在は落ち着いているようだが、壊れた原子炉に「安定冷却」は無い。報道陣への施設内公開が薮蛇にならねば良いが…
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