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□ 2015/03/04 お粥は本当は消化に良くない | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「トッポギレシピと趣味のウキ・操体法」のコンテンツである食の雑学・その16の「お粥は体に悪い・消化吸収が良くありません」がデータ解析で、昨年末辺りから妙にアクセスが増加していることが判った。冬場の人気コンテンツ「うがい・手洗い・マスクは予防効果無し」を今にも凌駕しそうな勢いだ。 「うがい・手洗い・マスクは予防効果無し」は冬場に盛り上がり、インフルエンザの季節が終わると急にアクセスが下火になる季節限定のコンテンツだ。しかし、「お粥」は季節に大きな影響を及ぼしそうもないので、SEOとしては力強いコンテンツになりそうだ。下はその全文になる。 食の雑学 その16 お粥は体に悪い・消化吸収が良くありません お粥が本当は消化に悪いとしたらどうしますか? 食欲が無かったり、病気で寝付いたりすると、とりあえず「お粥」と言うご家庭が多いかと思います。柔らかく煮てあるお粥は大変食べ易く、病人や体が弱った人の定番メニューの最右翼と言えるものです。 恐らくお粥は柔らかく煮てあるので、消化吸収も良く、病人でも食べ易いことで、「病人=お粥」の図式が定着したものと思われます。 確かに柔らかく煮てあるお粥は、労せずして食べることができます。言い換えれば「噛まずとも飲み込む」ことが出来る流動食のような側面があります。これは 食欲不振や減退時には大変有り難いものです。この「柔らかく煮てあるので消化吸収が良い」と考えられているところに、大きな落とし穴があったのです。実 は、お粥は消化吸収が良いのではなく、逆に消化が悪い食べ物だったのです。 |
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その理由として挙げられるのが、「ろくに噛まずに飲み込んでしまうから」と云うのがあります。私もお粥は大好きで、普段から常食してはいますが、やはり「呑み込んでいる」状態です。 良く噛まずに飲み込むと、唾液が充分に分泌されず、唾液の重要な役割である「消化酵素」が働かず、結果として消化吸収を悪くしてしまいます。唾液(だえき)は、唾液腺から口腔内に分泌される分泌液で、澱粉を麦芽糖(マルトース)へと分解するβ-アミラーゼを含む消化液として知られています。咀嚼時に大量に分泌され、食物の粉砕を容易にし、食塊の形成や嚥下を助ける働きをします。 |
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食事は「一口30回は噛め」と言われているように、良く噛まなければ唾液が充分に分泌されないことは容易に想像がつきます。然しながら、お粥を食べるのに30回も咀嚼する人は恐らく皆無でしょう。 二番目の理由としては、余り指摘されないことですが、お米の表皮の問題です。お粥は米粒を柔らかくとろけるまで煮ます。このことにより比較的に固い表面部 分が剥がれ落ち、「おもゆ」の中へと流れ出ます。本来は咀嚼により砕かれてしまう部分が、砕かれずにお粥の中に混ざった状態になります。つまりは、砕かれ たコーンの入ったクリームスープの状態になる訳です。これが飲み込まれると、胃の状態が優れなかったり、弱ったりしている場合は、かなりの負担になるのは 火を見るより明らかなことです。 病気で寝付いた時に、胃だけが元気というようなことはまず考えられません。体全体が不活性な状態にある訳ですので、お粥を与える場合は、体の状態に充分に配慮する必用があるかも知れません。 この記述に対しある方より質問を受けたことがある。医療関連に従事する方らしく、講演会において度々「先生の話と違い、お粥は消化吸収が良くないと言う人がいますが」との質問を受けるらしい。調べたらそれが「お粥は体に悪い・消化吸収が良くありません」だった。 その方曰く、「しっかり咀嚼して食べれば消化が良いと言う検証結果がある」とのことだったが「自分の知る限り、お粥やカレーライスを咀嚼する者には出遭ったことが無い。」と述べたら、その後の連絡が無い。講演では何と話しているの気になるが、「お粥」や「カレーラース」は飲み物だ。 |
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□ 2015/03/02 桃の節句・上巳の節句 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
明日は桃の節句だ。雛あられをほおばる日ではない。文字通り季節の節目のことで、日本の伝統行事を執り行う日のことだ。 江戸時代に幕府が公的な行事として定め、人日(じんじつ・1月7日)、上巳(じようし・3月3日)、端午(たんご・5月5日)、七夕(たなばた・7月7日)、重陽(ちょうよう・9月9日)の五つがある。3月3日の「ひな祭り」はこの中の「上巳の節句」あたる。上巳(じょうみ)とは3月上旬の巳の日のことだが、新暦では毎年日付の変動あり不便だということで、新暦の3月3日と決めたようだ。 もともとは庶民とは縁のない朝廷内だけの行事で、「上巳の節句」は遣唐使が日本に伝えたとされる。起源は漢の時代にまで遡る中国の行事だ。庶民の行事として一般的になったのは町民文化が花開く江戸時代になってからだ。 |
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我が家にも娘が一人いるが、特にこれといった行事はしない仕来たりだ。まだ娘が幼い頃に紙粘土で一緒に雛人形を作った程度だ。大げさな飾りは好まないし、狭い我が家に置き場はない。 因みに現在のようなひな壇を設けて豪華に飾る習慣は、生活が豊かになる江戸中期で、それもお金持ちの商人に限られたようだ。 【 2011/03/02 に一度載せたものだ→#026 】 |
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